わたしは薬剤師だし、仕事仲間のおくすりが好きだし、基本的におくすりの味方でいたいんです。
おくすりってけっこう健気なやつなんです。
病気を治す手助けをしたいのに、いろんな理由で患者さんに嫌われたり、ときには理由なく嫌われたり。
もちろん病気からも嫌われてる。
病気をやっつけようとしてるんだからね(笑)
だから、ひとりくらいおくすりの味方がいたっていいよね、って思います。
じゃあ、おくすり好きになって、たくさんのひとに飲んでほしいかというとそうでもありません。
おくすりは飲んでも飲まなくてもどっちでもいい、と思っています。
選んでいいんです。
私はあなたのおくすりを選ぶことはできません。
あなたが選ぶんです。選んでいいんです。
わたしは選択肢を提示するだけ。
その選択肢を提示して、その違いをできるだけ説明して、おくすりの気持ちを翻訳してお伝えするのが私の仕事なんだと思う。
例えば、かぜ薬を選ぶとしますよね?
・病院にかかるか、かからないか。
・おくすりを飲むか飲まないか。
・どの症状を抑え、どの症状は様子を見るのか。
・飲むなら、総合感冒薬を飲むのか、症状に合わせたおくすりを飲むのか。
・錠剤、散剤、カプセル剤、液体。
・漢方薬なのかそうじゃないのか。
・おくすり以外のケア用品、例えばうがい薬、マスク、栄養ドリンクなどは使うのか使わないのか。
選ぶんです。たくさん選べるんです。
あなたが選んでいいってことを知ってほしい。
たぶんですけど、病気のことって自分のことなのに、人任せにしすぎなんです。
不安が他人軸。
だから余計に不安になる。
医師じゃないから病気のことはわからないから仕方ないって思ってませんか?
そんなの当たり前なんです。
それは私もおんなじです。
病気のことはよく知りません。
看護のことも介護のこともよく知りません。
そしてあなたのこともよく知りません。
あなたはあなたの専門家として堂々としていればいい。
知識が対等である必要はないんです。
それぞれの立場でそれぞれの役割で関わればいいことなんです。
そしてこれは病気やおくすりに関わることだけではありません。
人生まるごと選んでいいんです。
あなたもわたしも何を選んでもいいんです。
選ばない、人まかせにするってことを選んでいいんです。
選べないってことを受け入れるってことを選んでいいんです。
ただ。
わたしは薬剤師で、仕事仲間のおくすりが好きで、おくすりの味方でいたいから、みんなのいちばん身近なおくすりの居場所であるドラッグストアを通して、実はいろいろ自分で選んでいいんだよって知ってほしいんです。
これがわたしが「ドラッグストアさんぽ」をやった理由です。
この理由はわたしにはとても大切な動機となる。
だからこれからも続けていこうと思ってる。
おくすりが必要になるときって急なことが多い。
そんなとき【おきらくすり庵】をご用命してもらいやすい方法を考えるのはこれからの課題。
ぐずぐずのままやってよかった。
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【ことあそ茶会1205 ことあそ忘年会】
日時:12/5 (火) 19-21時
場所:有楽町駅近くのおばんざい屋さん
参加費:3000円(飲食費別途。3000〜4000円目安)
申込み:申込みフォームはこちら→☆
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