「おきぐすり」って聞いたことありますか?


『富山のおきぐすり』なら聞いたことあるかな〜。


「おきぐすり」とは『用を先に利を後に』をモットーに、おくすりを先に置いておいて、使った分だけ後で精算するというシステム。



わたしが子どもの頃はおうちにありましたよ。


月イチくらいでおくすり屋さんが、使ったおくすりの精算と補充に来てくれるの。


『赤玉』なんていう下痢止めがあって、なんともいえないシブいラインナップだったなぁ。


風邪ひいたり、お腹くだしたり、足首ひねったり、子どもの頃の病気やケガって病院がもう閉まってるときに限って起こすから、「おきぐすり」にけっこうお世話になりましたよ。



今は「おきぐすり」のあるおうちがかなり減ってきているみたい。うちにももうありません。



昔と比べるとおくすりが手に入りやすいんですかね。
ドラッグストアも増えたし、遅くまで営業してるお店も多いですからね。



それに、ひとくくりにはできないけど、些細なこと病院にかかるひとも増えている気がします。



夜間外来や救急外来、休日診療など、けっこう混んでますよね。



緊急性がないのに夜間外来や救急外来を受診するコンビニ外来が問題になってたりするよね。



ほんとやめて。迷惑だから。



「おきぐすり」があった時代はなにかあったらと心配はしていたけれど、なんとかなるさって不安になることは少なかったのかもね。


これって、自分の判断力や家族やご近所さんなどで助け合う力を信じていたり、判断を間違ったときに許し合う力があったからかしら、なんて思います。


今の時代は、なんとかなるさと心配はしていないけれど、なにかあったらと不安を抱えてる。


なんの根拠もない話ですけど。



どっちがいいってことではないけれど、「おきぐすり」があった時代は、そのおきぐすりと共に、安心が置いてあったような気がします。


「おきぐすり」に変わる安心はなんですか?
それはあなたのおうちに置いてありますか?
心の救急箱を覗いてみてくださいね。


ではまた。

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(アタマにフォークが刺さったら病院行こうね!)