ベテラン料理人でも看板メニューが作れない理由
プロの料理人とはどんな人の事を言いうのでしょう・・その道何十年の料理のベテランの事をプロというのか?それとも料理の腕前で決まるのでしょうか・・
プロの料理人ってどんな人?って聞かれたことがあります。
いくら20年30年のベテランでも、過去の経験や実績だけを見せつけている料理人はプロとは思っていません。
私が認めるプロの料理人とは、お客様の求めるものを作り続けて結果を出している人です。
素人でも、お客様が求めるものを追求し売上を上げることができるのであれば、プロ料理人と言えると思っています。
「ベテラン料理人でも看板メニューを作れない」
これは料理ができないという意味ではなく、新しい発想が出てこないという意味です。
長年の習慣が原因です。料理の基礎を叩き込まれ、何年も下積みをし、この料理は○○であるべきだ!という料理の常識を持っています。
確かに基礎は大切なことです。しかし、ベテラン職人は常識を覆す=邪道だと考える人が非常に多いです。
●何十年も経営している個人寿司屋
●数ヶ月前にオープンした回転寿司
この2業種を比べると分かりやすかもしれません。
回転寿司が世の中に出てきたころ、普通の寿司屋は回転寿司の事をバカにしていました。
●なんだあの握り方は!
●コーンマヨ、ハンバーグ巻きなんて気でも狂ったか!
「あんなの寿司屋じゃない!」って言う寿司職人さんが結構いたと思います。
コーンマヨ、ツナマヨ、ハンバーグ、エビフライ、など色々なアイディア商品が看板メニューに変わっています。はじめは子供向けだったかもしれません。とことが今では、大の大人が「コーンマヨ2枚!!」と大きな声で注文しています。
確かに有名店で長年修業をした人の寿司は抜群においしいです。しかし、看板メニューを作るとなれば話は別です。自分の常識だけでしか考えられない人は、他を認めようともせず新しい発想も出てきません!
暇だ~、景気悪いな~、と嘆くばかりで、自分がバカにしていた回転寿司に客を全部取られているのです。
先日、開店寿司に行った時、札幌で古くからやってる鮨屋の店主に会いました!そのお店は流行っているお店です。
星一徹なみの頑固おやじかと思っていましたが、キムチカルビ巻とかコーンマヨを注文してるんです。
「何でそんなの頼むんですか^^??」と聞くと
「俺、好きなんだこれ^^;美味しいよ!!」
本当のプロってこうなんだ・・
なるほどな、と思いました。