明日のお夕飯を仕込みながら、
久米宏さん司会の番組を見ていました。


食事内容の変化を放送するだけではなく
母から娘へ家庭料理を伝えていない事実について
その理由を知ることができました。


今夜の番組では、70代くらいの女性が
メインに取り上げられていました。


幼い頃に戦争を体験した世代です。


戦後に大人となり、食文化と社会の変化を両方同時に
影響を受けて、家庭をもつことになります。


その世代が味わったおふくろの味は戦時中、
芋や芋のつるなど、乏しい食材で作られたもの。


彼女たちは自分が味わったおふくろの味を
再現したくないと心の隅で感じながら

豊富な食材が手に入るようになった時代に
独自の家庭料理を作り出した世代でもあります。


また、


思想も生活も締め付けられて育った反動で
自分の娘たちは、束縛や押し付けをせず

自由に生きてほしいと思って子育てもしたそう。
だから料理作りについても押し付けません。


その結果、私たちが思い描くような
おふくろの味で一杯の食卓が作られて
束縛や押し付けなく育てられた次の世代が登場。


多くの人が料理を味わうけれども
教えてもらわないで家庭を持ちます。


そしてまた次の世代へ。


社会も時代も変わっていく‥‥。


家庭料理にこんな変遷がったなんて
考えたこともありませんでした。


せっかくの「日本の家庭の味」。


全員がそうでなくても、
もったいないなぁと思います。


おふくろの味も、世界の味も、新しい味も、
いいとこ取りしていければいいと思います。



食べてくれる人がいるから
食事を用意する生活ができます。

それって自分のためでもあるし、
幸せなことだと思います。