
前回の湯元でのデキゴト、
「頭を打ってるなら動かさずフロントへ連絡して119番」
の回答、やっぱり多かったですね。
(一般的に正解だと思います)
ただ、私は看護師さんでもバリバリの介護士さんでもありませんので、私が果たして
本当に正しかったのかどうかはわかりませんのですが・・・・
追加ポイント
1.この後、すぐ、娘さんは意識が戻ります
2.ここは奥日光の秘湯です
3.まだお母さんはお風呂
4.オーナーは男性(従業員はまだいない?)
ちょっと状況の説明不足もあったかなと、前回、ポイントをいくつか付け足しておきました。
そうなんです、あほパパさんの回答、ほぼ合ってます

しかも頭部からの出血は結構多いとか、詳しいし(驚)
状況を見て、ちゃんとポイントを押さえてると思います
あほパパさん、偉い

そう、実際の場面では、気をつけなければいけないことや、問題が色々発生する
ことがあるんですよね。
では、続きです。
なるべく詳しく書きますね。

脱衣所に倒れている娘さんは、血を流したまま痙攣していたので、まず耳元で声をかけながら
あと肩あたりを軽く叩いたと思います。
最初、どこから血が出ているかわからなくて、倒れた時に舌をかんでいないかをチェックして
さらに痙攣している間にかんでしまないよう、タオルか何か?と思っていたら、
娘さんが正気に戻った。
「わかりますか!? 今ね、湯あたりして倒れたんですよ」
「え・・・!?」
「立ったまま倒れたみたいです。頭を打ったみたいなので動かないでくださいね。」
娘さんは意識が戻ると、言葉もしっかりしていて普通だった。
自分が倒れたことも、現在の状態もわかっていない。
痛みもしびれも感じない様子、とりあえず少し頭を横に向けてもらうと、左(だったかな?)
後頭部に大きなこぶが出来ていて、そこから出血したらしい。
「後頭部がこぶになってて、切ったみたいですが血も止まってますね。」
「ええ?嘘~!」
「これからお母さん呼んで、フロントに行ってきますので、そのまま寝ていてください。
頭なので出来れば救急車で病院に行って診てもらったほうがいいかもしれませんよ。」
「それは困ります・・・だって車が・・・どうしよう・・・・」
幸い、バスタオルが沢山置いてあったので、断りもせず申し訳なかったが、一枚は濡らして
首の下にクーリングと枕代わりに、一枚は体にかけてあげる。
浴室に戻ると、お母さんはまったく気が付いていない様子で、お風呂から上がって、
体を拭いていた。
脱衣所には椅子も無いので、お母さんを案内して、とりあえず娘さんのそばに
ふろ場の腰かけを置いて座ってもらう。
「母は耳が悪いので補聴器が無いと聞こえないんです。今日はこれから宇都宮まで
補聴器の修理に行く予定で。」
お母さんは、施設のショートステイを利用しているのだという。
「ごめんなさい。お母さんのバッグはこれですか?」
棚にあったバッグを娘さんに見せてから、お母さんに着替えてください、と耳元で
大きな声で話す。
「私も施設で働いているんですよ。」
と話すと、娘さんは安心したような顔になった。
意識もしっかりしているし、顔色も良くなってきたので、自分が着替える前に
娘さんの了解を得て、保温のためにも服を着てもらう。
娘さんのバッグを取って、寝たままの状態で確認してもらいながら、下着や衣服を
ひと通り着せて、上着やバスタオルを体にかけて、安静の状態になったところで
自分も着替えて、フロントへ。
宿のご主人に事情を説明して、一緒に来てもらう。
ここまでが、私のやったことです。
ポイント
1.この後、すぐ、娘さんは意識が戻ります
→ 頭部からの出血、入浴して血流が良くなっていたこともあって結構多かったようです。
声かけなどして意識の確認をしますが、もちろん絶対ゆすっちゃダメ
転倒時や痙攣で舌をかんだり、嘔吐があると窒息しちゃうので出来たら横向き
できれば足を高くして安静にして、水分補給
幸い、バスタオルが大量にあったので、枕や体にかけるのに使わせてもらえました。
≪参考≫湯あたり(のぼせ)の対処法
2.ここは奥日光の秘湯です
→湯元は救急車を呼んでも日光市からだから、いろは坂を超えてくるわけだし、
時間もかかります。
病院に行くにも診療所は中禅寺湖まで行かないと無いらしいです。
救急車に乗ってしまい、仮に日光か今市の大きな病院に行ってしまうと、診療が終わって
病院から出ても、今度はそこから帰らなくてはいけないわけで、車を取りに戻るも
後から車を取りに来るも、ものすごく大変。
3.まだお母さんはお風呂
お母さんは耳が遠く、少し認知も入っていたようです。
娘さんが倒れたのも気づかず、それから起こった事にも対応できませんでした。
お母さんの方が長く入っていたので、悪くすればふたりとも倒れていたかも。
びっくりして転倒するかもしれないので、驚かないように連れてきて、娘さんのそばに
座らせました。
4.オーナーは男性(従業員はまだいない?)
リニューアル中の宿の立ち寄りだったので、準備中なのか、他に女将さんらしき人や
従業員には会いませんでした。
となると、意識が戻ってしっかりしてるなら、救急車に乗るにしても乗らないにしても
服を着てないと何もできませんので・・・・
気がついたら真っ裸で大勢の男の人に囲まれてたら、いくら怪我してても嫌ですよねえ。
結局、この後、救急車を呼ぶかどうかで揉め、
ご主人が駐在所に相談してみようか、と湯元駐在のお巡りさんに来てもらったり
診療所のお医者さんに往診を頼もうとしたのですが、あいにくお医者さん不在・・・
私とご主人が車を代行しようかとか、色々案が出ましたが、
娘さんはもう大丈夫だから、車で地元の大きな病院に行くと押し切ったようです。
ロビーでお巡りさんに一応事情と連絡先を聞かれ、まだ入浴代を払っていなかったので
ご主人に払おうとすると、とんでもない、助かりましたと受け取ってもらえませんでした。
娘さんがお礼にと、お母さんにお金を持たせてくれましたが、お断りしてお大事に、と
帰ってきました。
おそらく心配はないかと思いますが・・・・
もうひとつ、今回は警察も入ったので、特に注意すること。
「他人の荷物は必ず、どんな時も勝手には触らないこと。」
もし、娘さんの財布がない!
なんてなったら、エライ騒ぎです。
私は娘さんの見ている前で、確認しながら着替えを取って、貴重品には触れませんでした。
これ、大事です。
それにもしかしたら、私の取った行動は、娘さんには余計なお世話だったかもしれませんしね。
以上でおしまい。
長々とすみません。
違う対処の仕方もあったかもしれませんが、一応最善を尽くしたつもりです。
そしてもし、同じようなことがあったら、思い出していただいて、少しでも参考になればと思います。
そうそう、さすがに慌てていて、後半バタバタ帰ってきちゃったので、温泉セットをお宿に
忘れてしまいました。名刺をいただいてたのでお電話してお話を伺いました。
宿は「旧・奥日光 旅館やまびこ」だそうです。
ご主人が高齢で宿をたたみ、ご縁があって始めるとの事でした。
古いので設備は期待できませんが、立地とお湯は最高だと思います。
ただ、前のウリだった「あつ湯」と「ぬる湯」は湯船に区切りがなくなっていました。
興味のある方はどうぞ


img001 posted by (C)はなはな