イギリス旅日記
ウィリアム・モリスが「地上の楽園」と呼んだ、コッツウォルズ Cotswolds。
中世の面影を残した絵本のような街並みは、古きイングランドを思わせる。
イギリス人の「心の故郷」だそうだ。
コッツウォルズは多くの場所が、ナショナル・トラストの所有地として守られている。
ナショナル・トラストとは・・・・
『美しい自然や文化財を守る』という考えから発展した環境保護運動
National Trust for Places of Historic Interest or Natural Beauty
=歴史的名所や自然的景勝地のためのナショナル・トラスト=
19世紀。
産業革命による環境汚染、農業改革により乱開発され失われていく景観を守るため
牧師のハードウィック・ローンズリーは湖水地方に移り住み
湖水地方の美しさや環境を保護する運動を広めた。
ローンズリーは、
ロンドンの現状を案じるロンドンっ子の弁護士のロバート・ハンター、
貧しく恵まれない子どもたちを世話する女性オクタビア・ヒル
らと共に、共同名義で 土地や建物を買い取るという策をとる。
自らが土地を所有することで自然を守ろうとしたのだ。
これがボランティア団体「ナショナル・トラスト」の設立へ進展。
このたった3人の運動から多くの市民の賛同を経て、現在は世界各国に広がり至る。
歴史的建造物、森・草原などの自然・農村、海岸線などが保存対象。
現在ナショナル・トラストが所有は
土地は2500km²、
海岸線約1100㎞、
200以上の建造物や庭園を、管理公開している。
ピーターラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターも、これに共鳴し
自分自身の印税で土地を買い取り16km²を保護していた。
没後は そのすべての土地と印税が、「ナショナル・トラスト」に寄付された。
◎3日目/コッツウォルズ
[ストン・オン・ザ・ウォルド Stow-on-the-wold]
このアンティークショップでランプシェードを購入したよ
ガイドブックには、アンティークショップが立ち並ぶと書かれていたのだが・・・
おや?アンティークというかより、普通の生活雑貨屋さん・・・なのでは。
[ボートン・オン・ザ・ウォーター Bourton-on-the-Water]
澄んだ川には白鳥が泳ぎ、岸部と石橋。緑の芝生の美しい町。
別名「リトル・ベニス」と言われるそう。
ツアーでどっと人が押し寄せるそうだけど、まだ時間が早いのか人もまばら。
でも、「ベニス」というのはちと・・・どうだろう。
京都の東山「哲学の道」あたりに雰囲気似てる、どす。
澄んだ水に白鳥がたくさん泳いでいる
鴨もたくさんいて、のどかでいいな
[バイブリー Bibury]
ウィリアム・モリスが「英国で一番美しい」と称賛したと言われる町。
このアーリントン・ローArlington Rowと言われる街並みは
14世紀に羊子屋として建てられ、17世紀、羊毛業が栄えたのをきっかけに
作業場や住居として人が住めるように改築された。
現在はナショナル・トラスト(*)により管理されている。
本当に美しい。
[ブロードウェイ Broadway]
ロンドンへ向かう駅馬車の宿場町として栄えた町。
この日泊まるB&Bがあるからって事だけで、全く期待せずに寄ってみたら・・・
なんと素敵なところ!!!!!!!!!!
子羊が勝手に柵を超えて、猛ダッシュ
お母ちゃんヒツジが、叱り中
ブロードウェイタワー
タワー下で、しぇーっ!をするの巻
超デカイ鹿!王者の風格なり
やっぱりイギリスならB&B!!
Cotswolds B&B of the Year 2010を獲ったここ“Windrush house”
部屋は5室、それぞれがテーマやイメージカラーが違うおしゃれなインテリア。
朝食にも地元の肉や野菜を使うこだわりのB&B。
数か月前でも日程によっては予約がとれず、しかも英語メールのやりとりなので
ホント・トホ トホ
大変だったの・・・・れす。
お庭のクレマチスもキレイ
ラウンジ
ご自慢の朝食
イギリスは食事が不味い事で有名。サマセット・モームの名言のごとく
「イギリスで美味しい食事を取るならば、3食“朝食”を食べるべき」・・・・・です。
(実感を込めて!これは事実)
やっぱそうなんだ?やっぱ、そうでした
[チッピング・カムデン Chipping Campden]
「ハチミツ色の町」と呼ばれ、コッツォルズの中でも最も古い町。
羊毛業で栄えたコッツウォルズの、マーケットタウン。
チッピングカムデンにある家々は、黄土色のライムストーンという独特の石で出来ている。
それが輝くから、ハチミツ色と呼ばれる、
まぁ なんて、かわいいネーミング。
茅葺き屋根が、キノコみたい!こんもりしてて、ハチミツ色の壁とマッチしている
おとぎ話の世界
どこか懐かしく、ずっと佇みたくなる場所。
羊がメーメ―と一斉に鳴く。
それが山からこだまのように遠く響く、夕暮れ。
イングランドの『故郷(ふるさと)』、原風景。
[ロンドン London]
盛り上がってまっせ~
マイケルジャクソンも盛り上がってまっせ~
この時はまだ、オリンピックの90日前・・・盛り上がってまっせ~!
ベタに記念撮影。ロンドン橋。これぞ家族旅行
今回は、ロンドンは最終日の半日ほどで、ほぼコッツウォルズの旅。
見渡す限り美しい若草色と黄色い花畑。
今のこの季節なら紅葉で、また寂びれた色彩も情緒深いのだろうな。
羊たちの声が響く夕暮れは映画のワンシーンのよう。
イングランドの人々はこの羊の声に、この夕暮れに、この牧草の香りに
懐かしさを感じるのだろう。
『懐かしさ』、
たとえばそれは、私にとっては何だろう。どういう風景を言うだろう。
昨年の東北。
はじめて訪れたにも関わらず、『ふるさと』感じたような。あの感じ?
“う~さ~ぎ お~いし かの や~ま~”
『ふるさと』を歌ってみた。
これ、確かに名曲だが、今までの人生、私はウサギを追った思い出なんて、ない。
けどなんだろう。
この、「わかるわかる。」と言う感覚。
日本の深い緑が連なる山々と、一面広がる田畑に胸が締め付けられ
カラスの声や茜色の空、何故だか むしょうに懐かしくなったような
日本昔話にあるような風景。
そんな生活なんて、私の日常では もはや欠片も感じれない。
けど、その頃の日本を、何故か自分に流れる「血」が知っている。
コッツォルズは本当に素敵な田舎。
田舎に親しみのない私なら、東北でも、コッツウォルズでも“感慨”が同じでも良さそうなもん
だが、
やはり東北の方に「懐かしさ」の軍配が楽勝に上がってしまうのだから
体に流れる血潮、民族の血というものは、
あなどれない。あらがえない。
不思議なものだ。
私はこの旅で、自分が本当に日本人なんだなぁと、改めて思った。
結局、旅の感想それかいな!なんだけど・・・・・・
でも、そうなんだ。
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旅日記③[謎の世界遺産 ストーンヘンジ]
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おわり♡


























