きれいな収納の写真を見て、
なんだか苦しくなったことはありませんか?
ぴしっと揃った収納ケース。
生活感のないキッチン。
モノがほとんど出ていないリビング。
SNSを開けば、
そんなお部屋の写真がたくさん流れてきます。
整理収納の発信にも、
こういう写真がとても多いんですよね。
見ているぶんには、本当に気持ちがいい。
私も、つい見入ってしまいます。
でも、スマホを置いて
ふと自分の部屋を見渡したとき。
胸に重しが乗ったような、
ズシンとくる感覚になる方もいるでしょう。
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◆素敵な部屋を見たあと、何が起きている?
きれいなお部屋を見たとき、
頭の中では
こんなことが起きているのかもしれません。
めっちゃ素敵~♡
↓
真似してみたいなあ
↓
(今いる部屋を眺める)
↓
こんなに違う……
↓
私って、ダメだな
この最後のひとつが、
ちょっと厄介なんです。
憧れて終わるなら、
まだいいんですよね。
でも多くの人は、
知らないうちに
自分の家を採点してしまう。
しかも、家は毎日そこで暮らす場所。
洋服や旅行なら、
「今はそういう時期じゃないし」
と流せても、
家は、帰るたびに目に入ります。
採点される対象が、
毎日目の前にあるようなものです。
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◆「私はダメだ」と思うと、手が止まる
以前、娘の本棚の話を書いたことがあります。
成績が上がって自信がついた娘が、
自分から本棚を片づけ始めた、という話でした。
ひとつの成功体験から自己肯定感が上がって、
片づけようという気持ちが生まれた。
でも、これって
逆も同じなのかもしれません。
「私はダメだ」と思っているときって、
片づけようという気持ちは、
なかなか湧いてこないんですよね。
きれいな部屋を見て、
「私も片づけよう!」
と思ったはずなのに、
比べて、落ち込んで、
結局、手が止まってしまう。
もしそうなら、
片づけのためにまず必要なのは、
収納の技術よりも先に、
自分の家を採点するのをやめること。
ひいては、
自分自身を採点するのをやめること
なのかもしれません。
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◆うちは、完璧ではありません
だから、正直に言ってしまいますね。
うちは、完璧ではありません。
一般的なおうちよりは、
片づいているほうだと思います。
でも、雑誌に載るような家ではないです。
引き出しはギューギューになり、
容量を超えたぶん、
引き出しの口が開いてしまうこともあります。
ダイニングテーブルに
昨日のビールの空き缶が残っていることもあります(笑)。
(酔っていると、そんなこともしょっちゅう)
片づけのプロなのに?
と思われるかもしれません。
でも、それでも
ちゃんと回っているんです。
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◆ほころびがあっても、回る家
完璧な収納をつくることが、
ゴールではないと思っています。
散らかることと、
戻せないことは、別の話。
崩れても、
戻せる仕組みさえあればいい。
私の家でやっているのは、
こんなことです。
① モノの住所を決めておく
散らかっても、
「どこに戻せばいいか」が決まっていれば、
迷わず戻せます。
② 入るぶんだけ、と決めておく
以前、服の引き出しの記事でも書きましたが、
「この引き出しに入るぶんだけ」
と決めておくと、
モノが増えすぎるのを防げます。
③ 10分くらいで戻せる量にしておく
全部をきれいにしようとすると、
腰が重くなりますよね。
10分くらいで元に戻せる量なら、
「まあ、やるか」
と思えるんです。
モノの置き場になりがちなダイニングテーブル。
テーブルの上にモノが増えていくのは、
そこで使わないモノが置かれていくから。
だから、
常時置いてあるTVのリモコンと、
今日の新聞、ティッシュボックス以外は、
見かけたら所定の位置に戻す。
そう決めてしまいます。
必要でないものは、
もともとのおうちに戻してあげる。
これが当たり前になれば、
多少散らかっていても、
すぐに元通りにできます。
昨日のビールの空き缶も、
翌朝にはちゃんと片づいています(笑)。
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◆完璧な家を目指さなくても、大丈夫
きれいな収納写真は、
これからも見ていいと思います。
素敵なものは素敵ですし、
ヒントもたくさんありますから。
ただ、見終わったあとに
自分の家を採点しなくていい。
目指すのは、
完璧な家じゃなくていいんです。
崩れても、戻せる家。
それなら、
誰でもつくれると私は思っています。
ほころびがあっても、回る家。
このブログでは、
そんな家のつくり方を、
私の家のほころびも含めて、
少しずつお見せしていきますね。










