心理カウンセラー・公認心理師の栗林あや(いがぐりこ)です。
何かを決めるときに、「自分がどうしたいか」よりも、「相手がどう思うか」で決めてしまうこと、ありませんか。
誘われた集まりに行きたくないのに、「断ったら悪く思われるかな?」って考えて、「行きます」って返事をしちゃう。
仕事を頼まれたときも、今日はもういっぱいいっぱいなのに、「大丈夫ですよ」って答えてしまう。
自分の気持ちより先に、相手の機嫌のほうを見て決めている状態です。
これを「他人軸」といいます。
たとえば、子どもの学校の役員決めの集まりで、
司会の先生が「どなたかやってくださる方はいませんか?」って言ったあと。
誰も手を挙げないまま時間が過ぎて、みんな下を向いて、部屋がし〜んとする。
その沈黙とか「先生もなかなか決まらなくて困るだろうなぁ…」って気持ちに耐えられなくて、
自分の仕事も家のこともいっぱいなのに、「じゃあ、わたしやります」って手を挙げちゃう。
「なんで言っちゃったんだろう」ってあとから後悔。
スケジュールを組み直して、寝る時間を削って、役員の仕事をする。
・・・これって、自分がやれるかどうかじゃなくて、「その場の空気」を基準に決めている状態です。
「我慢しすぎなんだろうなぁ」って自分で分かっていても、じゃあどうしたらいいのかが分からない。
「次は引き受けない」って決めても、いざその場になると、また「わたしやります」って言っちゃう。
これ。
残念ながら、気合いでどうにかしようとしても、なかなか変わらないです。
こんなふうに、「自分の気持ち」よりも「相手がどう思うか」を先に考えてしまうのは、
子どもの頃に家族の中で身につけた役割を、大人になった今も続けているからです。
子供の頃、「親の機嫌を悪くしないように」って思わないといけない環境に育った場合、
大人になってからも、職場や今の家族の前で、同じ役割をやろうとしてしまうことがあります。
幼い頃は、その役割が、自分を守ってくれていました。
でも、大人になっても同じ役割をやり続けていると、「自分が本当はどうしたいのか」が分からなくなってしまいます。
だから、気合いでどうにかしようとしても変わりません。
まずは、「自分が子供の頃にどんな役割をやってきたのか」を知ると、
「どうして同じ場面で同じことをしてしまうのか?」が分かってきます。
その上で、正しいか間違っているかで選ぶのをやめて、好きか嫌いかで選ぶ練習をしていくといいです。
「やるべきかどうか」ではなく、「やりたいか、やりたくないか」で決めてみる。
もちろん、毎日の生活の中には、やらなくちゃいけないこともあります。
仕事も家のことも、「やりたくないから全部やめます」というわけにはいきません。
大事なのは、そのときに自分がどう思っているのかを、自分で分かっていることです。
「本当は行きたくないけど、今回は自分で決めて引き受けた」と分かっていると、やることは同じでも、納得して選べます。
そうやって選ぶ回数が増えていくと、相手の機嫌に振り回されることが減っていきます。
この練習を3ヶ月かけてやっていくのが、コバとわたしでやっている「自分軸で生きづらさをほどく3ヶ月講座」です。
心の仕組みを学びながら、テキストブックを使って、自分の心のクセがどうやってできたのかを知っていきます。
MAX4名の少人数なので、ひとりずつじっくり見ていけます。
開催は9月27日から。
詳細は以下から見れます。
https://www.reservestock.jp/events/1168184
興味のある方は、ぜひぜひ、このタイミングにお待ちしています。
栗林あや(いがぐりこ)でした!
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