朝9時25分、国会対策委員会全体会議。45分の議員総会から本会議へ。議了案件の採決まであと20分ほど。本会議場を抜け出して、国会対策の部屋に立ち寄る。院内放送で国会の様子を見ながら、パソコンを始動させた。




 先ほど、参院本会議で「パレスチナ紛争の即時停止と対話の再開を求める決議案」をほぼ全会一致(賛成211、反対1)で採択した。本会議前の国会対策委員会全体会議で、M8のメンバーでもある近藤剛参院議員が、決議案の内容に噛み付いた。「これは賛成出来ません!」




 近藤氏が問題視しているのは、決議案がパレスチナの自爆テロについては一切触れずに、「我々は、イスラエル軍のパレスチナ自治区からの早期全面撤退と軍事行動の即時停止を強く要請する」としている点。実は、近藤氏から意見が出されるまで、決議案にはほとんど注意を払っていなかった。改めて読んでみると、なるほど、近藤氏の主張は理解出来る。「この決議を通すことは構わないと思う。でも、これが全会一致で一人の反対もなかったということになると、国際社会で馬鹿にされることは間違いない!」




 国会対策委員会や議院運営委員会の立場からすると、ハイそうですかとは言えない。反対票を投じた後、近藤氏は国会対策委員長や議員運営委員長、幹事長を訪ね、陳謝したようだ。国会対策副委員長としては、「困りますよ」と言わねばならないところではあるが、さすがは元伊藤忠商事の凄腕ビジネスマン。近藤さんって、骨っぽい人物だ。