私はネットに思いを綴るときは、曖昧な表現かくようにしています
でも、今回は少し踏み込んで書きたいと思います

父とのこの数日

事の発端は、父が新しくプロバイダーを契約したいという事だったが、
調度出掛けていたときに知らない着信があって、
個人情報が厳しくなっているご時世
かなり慎重になっていて、父からの着信もあり
私の対応が上から目線だと感じたらしい

しかし、私は知らない着信って怖いでしょ
今、厳しい世の中なんだよと伝えても伝わらない
一言私に言ってほしいよと言ったけれど、
結局父は、私の言い方が気に入らないからだと言い張る

ここでどんどん行き違いがおこり、こじれていく
父はお金の話を初めて、借りを作りたくないから、
今までご馳走になったものや、誕生日のときのこと、
口座番号を教えてくれ、振り込むからと言い張る

私は家族でしょ、と色々と手を尽くして思いを伝えるけれど、
話しは口座番号と、プロバイダーの話に戻る
話を聞いてるのかな?と思いながらも伝え続ける

父とは今まで会話があまりなかったこと、
感情を捨てて生きてきたこと、
結婚して環境が何度も変わり、夫も仕事をやめ、
いろんなことを受け止め考え、余裕がなくなったりして、
冷たい言い方になったりする
それを伝えても伝えても、口座番号とプロバイダーに戻る

感情とか、愛情とか、家族とか、そういうものが分からなさすぎる

きっと父は、私が母のことを引き合いに出すから腹が立つんだろう
夫とお義母さんとのことを出すから、嫉妬したのだろう
後になってハッと気がついた
父は負い目があって自信がないんだ、と

お義母さんは私の誕生日に連絡をしてくれる
新年の挨拶もしている
それって普通のことと思うけれど、
父にはそれが分からない

誕生日を覚えてくれてなくて悲しかった
プレゼントがほしいんじゃない、覚えててほしかっただけなんだ、と
そんな話をすると、数秒静かになって、
また口座番号、プロバイダーの話

なぜ、スルーできるんだろう
娘が結婚して幸せに過ごしているんだなと、喜ぶことがないのだろうとハッキリと分かる

借りを作りたくないから、と損得で人を見ている
私の周りでそんな人はいない
聞いたことがない
私にお金をされても困るから夫に言ってと言ったけれど、
その後、夫に口座番号の連絡はない

結局、お金を払うと言うのは出任せだ
10年以上前、夫は父にテレビを買ったことがあった
私はそのことをすっかりと忘れていた
父も忘れているのだろう、その話を持ち出したらどう思うだろう

数日後電話がかかってきて、プロバイダは断ったという
連絡があっても無視してくれという

そのまた数日後、自分が亡くなったあとは、お前に連絡がいかないようにするから、何もしなくていいという
引き取り手の無い遺体だということで先に手続きしておく
家のことも何も忘れろということだった

つまり絶縁

私は父に『それって私はお父さんが亡くなったことを知らされないということ?』という
そしたら、どうせお前は何もしてくれないだろうと言った

何もしてくれないだろうと言うのは、
私がプロバイダー契約でいい顔をしなかったからだと後でわかった
プロバイダーの担当の人が『娘さんに嫌われてるんですね』と言われたぞと吐き捨てるように言っていた

私は父の言い分を聞きながら、父はもうこれ以上話すことはないと電話をきった
しかし、母の遺品整理のときに預けた写真のことを思い出して電話した

すると知らない、処分したという
お母さんが大事にしていた私とお兄ちゃんの子供の頃の写真だよ!と
私はここでようやく怒りが爆発してぶちまけた
父は、それなら何で言わないんだと言った

写真だということは伝えていた
それに、遺品整理の意味分かってるのかな
沢山のなかから探して遺すおく大切な大切なもの
中身が何なのかということではなく、遺すということだ
それがどういう事なのか、普通は分かる

父は不器用な人だから、でもきっと愛はある
そう信じたかった
けれど、さすがにこれは言葉を失う
娘への愛や、兄への愛、家族の思いや存在
父にはそういうモノがゼロなんだと確信に変わった

愛がないものに、愛は育たない

一方的に電話を切られたあと、歯がゆくてもう一度電話をして
一生後悔するよ!と最高に大きな声で怒鳴りあげた
途中で父は電話をきった

その後、少し悩んで友達に電話した
父と話していたときはあまり泣いてはいなかったけど、
友達に電話したときは嗚咽で言葉がまともに出てこなかった
それでも話をちゃんと聞いてくれて、友達は絶句していた
それはさすがに酷いねと
話をしていたら落ち着いてきて、話は終わった

その後、娘さんに嫌われてますねと言ったことが気になって、
プロバイダーの担当の人に電話をしてみた
そもそも、全国展開の会社でそんな言葉を使うはずがないからだ
事の経緯をきいて、私も今までの状況を説明して

どうやら私が契約を嫌がっているから、契約は無しにしたいと言っていたとのこと
私はそんなことは微塵も思っておらず、
個人情報が厳しいことや、詐欺なんかのニュースを良く見るので、私の電話番号は軽々しく伝えないでねという話
担当の人とは穏やかに話が進んで、私は納得して電話を切った
担当の人も今後の教育に活かしたいと言っていた
そもそもコールセンターはもちろん、こういう電話のやりとりは録音されている
なので、向こうが娘さんから嫌われてると言うなんてあり得ない
調べればすぐに分かりますと言われて安心した

単なる行き違い、仕舞いには絶縁に発展
一人相撲が恐ろしい
これは感情的になって一時のモノというものじゃない
後になって父が、娘があんなこと言ってたな悪かったなとか、
そういう後悔とかも感じるような人じゃないなと思った

私はむしろこれからの面倒くさいことから解放されたのか…となんか不思議な気持ち

家族ってめんどくさいことだらけなんですよ
喧嘩したり、それでも受け止めて分かりあって
そこには愛があるからなんです
愛があるから分かってほしいと時には怒ったりもする

でも父はそういうものじゃない
情がない
家族が分からない
一人がどういうことなのか分からない
私が悲しいとか、寂しいとかそういう気持ちが分からない
私も何が何だか分からない

ただひとつ思うことがあって、
私はそういう家庭に育ったけれど、ちゃんと愛があるんです
だから友達もちゃんと受け取ってくれるんです
夫も私を大事にしてくれるんです
それが嬉しい

父が写真を処分していた
それでよく分かった
私は、父をそんなに愛していない
怖くて萎縮していた
今までなにも言えなくて、やっと言えるようになったら
もう怖くなくなった
怖くないから、大声で怒鳴った

愛がない人には、気遣いなんてしない

父は一人で孤独で最後を終えるんだろうか
私はそのことを知らないまま過ぎていくんだろうか
これからどうなるんだろうか

父が怖くない私は、
夫のことがなんだか愛おしく思えるようになって
言葉にトゲトゲしさが無くなっているんです
父の存在がいかに大きかったか…

長文、読んでいただきありがとうございます

この数日の急展開に、何故か私はそこまで気持ちが沈んでいない
まだ現実味がないからなのかなぁ
テレビみて笑えてるし