いつもお読みいただき、ありがとうございます。
たった18秒で人も仕事もお金も引き寄せる
自己紹介の専門家、「すごい自己紹介」著者の横川 裕之です。
一緒に働く人たちから邪魔者扱いされ、
一緒に研究する人たちから強烈な批判を喰らい、
その状況にうつになり…。
こんな状態になったら、
何かにチャレンジしようなんて思いません。
そんな逆境をはねのけた、
現代に生きるある日本人の物語です。
手先が不器用で何やっても
失敗ばかりの医者を目指す若者がいました。
一旦は卒業して病院に勤めるものの、
その不器用さは普通なら20分で終わる手術を
2時間もかかってしまうほど。
さらにコミュニケーションも上手く取れず、
何をやらせても「使えない」と
まわりからは邪魔者扱いされ、
彼についたあだ名が「じゃまなか」。
彼は自分の手先の不器用さから、
自らが患者さんを治す道を諦め、
研究の道へと進むことを決意します。
研究の道に入ると、彼は自らテーマを見つけ、
論文を読み漁り、数ヶ月で専門分野の要点を
理解するまでに急成長しました。
「じゃまなか」と呼ばれていた彼は、
研究チームから、なくてはならない存在と認められ、
いつの日か「やまちゅう」というあだ名で
呼ばれるようになりました。
その後、米国留学などで、
誰もがやったことのない細胞の研究に没頭しました。
しかし、帰国後、医学界に戻った彼は、
実験用のマウスの世話ばかりに
追われる日々に…。
さらに、研究していた細胞が
すぐに医学界に役立つものではないという認識から
まわりから強烈な批判を浴びました。
次第にうんざりとした思いを持つようになり、
結果として鬱になってしまいました。
しかし、彼はその細胞の可能性を信じていました。
研究医からまた病院の医者に戻ろうかと考えましたが、
タイミング良く科学雑誌で大学院の研究職募集を見つけ、
「最後の挑戦」と決めて、その細胞の研究をしたい!
と、挑戦したところ、見事に合格し、
研究に没頭する日々を手に入れることができたのです。
その細胞の名前は、【iPS細胞】といい、
じゃまなか、と邪魔者扱いされていた若者の名は、
「山中伸弥」さんです。
もし、手先が器用だったとしたら、
そのまま毎日手術に生きる
お医者さんになられていたでしょう。
でも、手先が不器用でうまくいかないからこそ、
その道を諦め、自分が生かされる可能性のある道へと
踏み出すことができたのです。
たとえ、いまがうまくいかないことばかりだったとしても、
未来に開けている自分の可能性も閉じられている
ということには繋がりません。
むしろ、いまがうまくいかないからこそ、
そこでもがいてもがいてもがいて、
可能性の扉が徐々に徐々に開いていったのです。
そんなことをこの山中教授のエピソードは
教えてくれているように思います。
自分の可能性を一番に信じることができるのは、
一番身近な存在である自分自身なんです。
この文章をここまで読んで下さった
あなたが、心明るく、軽く、温かく、
幸せになれますことを心からお祈りして、
この文章を締めさせていただきます。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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