忙中盤あり | 霽月日乗・ホーマーEのブログ

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個人の備忘録です。

昨日はマンションの理事会の総会、その後、塾で次男の保護者面談、そして次週の発表会のためのピアノ合わせ(僕は付き添いです。自分の発表会じゃありませんよ)。このところ平日は図書館か自宅で翻訳と別のテキストの読み、週末は以上のごとく家族の用事と、比較的静かに暮らしております。秋田とか鹿児島とかに行くには体がもう2つくらい必要ですね。しかし、正直なところ、僕はもとより遠征民じゃないし、これが平常運転なので特に地団駄踏んだりはしません。エビ中の彼女らは彼女らで楽しくやっていてくれればそれでよし、こっちは気が向いたら行くという今のペースがやっぱり性に合っているようです。

で、昨日は池袋で30分ほど空き時間ができたので、性懲りも無くディスクユニオンへ。池袋店は同じフロアにクラシックとジャズが同居してるので便利です。在庫もサッと見るのに適当な量、とびきりの玉はあまり見かけませんが、廉価な掘り出し物がしばしばあるのでよく行く店のひとつです。

ビゼーのピアノ曲集2枚組とジェイムズ・ムーディーのPerception盤を購入、2点で1.7kは財布に優しい。今日はそのうちビゼーをちょっとご紹介。

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仏シャン・デュ・モンドはフランス物(当然ですね)とロシア物(ソ連メロディア盤のライセンス制作多し)が得意なレーベルですが、これといった名盤が少ないように僕は思います。ゴーティエvlnとルフェビュールpによるラヴェルのソナタ10インチ盤くらいしか思いつきません。でも、このビゼーはずいぶん前から探してました。やっと購入。

1984年録音ですからLPレコード最後期です。10年ほど前にCDでも出ましたが、やっぱり初めはアナログで聴きたかったのでそちらはスルーしてました。CDは今でも手に入るのかしら?

低音の打鍵が耳底にずんと響いて心地よい。このレーベルにしては上出来です。ビゼーのピアノ曲というと、連弾曲「子供の遊び」が有名ですが、独奏曲はあまり知られてません。こちらは2枚組でその全部(?)を網羅しています。古典とモダンのちょうど橋渡しをするような曲調、大いに気に入りました。特にC1の「演奏会用大ワルツ 変ホ長調」、いかにもビゼーらしくて華麗。

ピアニストはセトラク。ソロモンとかカンポリとか、野球のイチローのように名のみ、あるいは姓のみで行く演奏家がたまにいますが、彼もその伝で、長らく謎のピアニストと言われてました。本名セトラク・ヤヴルヤン(Setrak Yavruyan)、アルメニアの人で、演奏家としてはずっとフランスで活躍しました。今回初めて自分の耳で聴きましたが、噂通りのテクニシャンでした。詳しくは上の綴りでググればフランスのウィキがヒットしますので、そちらをご参照のこと。便利な世の中です。


今日のお昼、近所の本屋に立ち寄って、何十年ぶりかに「週プレ」を手に取りました。陳腐で画一的なグラビア写真の目白押しは相変わらず、その中に僕の推しも巻末の数頁を貰ってます。

本人と運営が決めたことなので、もう僕はとやかく申しません。やれやれ、とため息ひとつついて雑誌をそっと棚に戻し、家に帰ってまた上のレコードを聴いた、とだけ報告しておきます。