解剖医 ジョンハンターの数奇な生涯 | ほくとの気ままなブログ

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世間は3連休でしたが、私は昨日も今日もお仕事プンプン代休は8月に入ってからだなぁ叫び


さて最近は、仕事関係の専門書以外は本を読むことから遠ざかっております(漫画は読んでますけどw)

そんな私が、ちょっと気になった書籍をご紹介。でもまだ購入していないし、もちろん読んでもいないのですけどww


今気になる書籍。

解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯(河出書房)


実験医学の父、近代外科学の開祖とも呼ばれている、イギリスの解剖学者・外科医師であるジョンハンター(1728年~1793年)彼の弟子には天然痘のワクチンを開発したジェンナーがいます。


ある雑誌を見たときにこの人の名前やエピソードが書かれていて知ったのですが、なんと「ジキルとハイド」「ドリトル先生」のモデルになった人のようです。


そして彼が行ったといわれる手術の中で、ヤギに水牛の角を移植した内容も書かれていて、あれ?もしかしたら大昔の映画で観た「モロー博士の島:原作HGウェルズ)のモロー博士ももしやと思ったのですが、どうもそちらもモデルみたいです。 ちなみにモロー博士は島でさまざまな動物を人間のように改造し、知性を与える実験を行なっていたのです。



ジョンハンターさんは、とにかく解剖好きのように変わった人だったようです。お兄さんが外科医師で最初は解剖のための死体調達の裏家業を一手に引き受けていて、その後助手として標本作成、解剖実験では天賦の才を発揮。またその時代は、水銀飲ませたり瀉血(しゃけつ:血を抜くこと)やら浣腸といったあまり根拠がないような治療が一般的な時代に、むやみやたらに切ったり根拠のない治療を否定し、劣悪な環境下では外科手術をするよりは自然治癒に任せたり、とにかくその時代のずーーと先を歩いていたようです。


本を読んだ方の感想文 (コピーさせていただきました)


18世紀末のロンドンに奇怪な医者がいた。ザ・ナイフマンことジョン・ハンターその人である。医術が未だ錬金術まがいの瀉血、促吐、病変した四肢は切断といったまがまがしいものであった時代である。ハンターは生き物に憧憬に似たまなざしを向ける夢見がちが少年から、死体を片っ端から解剖、その内部構造を丹念に観察するといった、やや猟奇的なエキセントリックにも見える大人へと成長していった。がその一見、奇怪な行動の裏には生物の持つ機能を単純な器官として捕らえようとする飽くなき要求、子供のころ目を輝かせてその細部を見つめていた少年の探究心の表れであったのだ。そのことが、彼をして現代外科医の開祖として中世的妄信からの開眼を促す原動力だったのだ。解剖する死体をめぐってのエピソードや閉鎖的な医学会の様相などを交えながら、ハンターの奇怪ではあるが、その飽くなき探究心を描いた評伝である。ハンターのコレクションには世界中の動物、キリンからトカゲはたまた奇形の双頭の牛と並んで人間の解剖された組織がアルコールにつけられて並んでいたという。それはダーウィンに先立つこと半世紀のヨーロッパにあって神の創造物としてのヒエラルキーのトップにあった人間というものを生物器官としての共通性ということでとらえた異端ゆえに当時は理解されえぬ近代的知性の証拠でもあったのだ。時代に早すぎた天才の生涯をユーモアを交えて描いた一冊である。


近代外科医学の祖、ジョン・ハンターの評伝。 事実は小説よりも奇なりというが、ドリトル先生やジキル博士のモデルとなったこの男(私が以前観た映画では、切り裂きジャックの真犯人ということになっていたような……)、相当におもしろい。 教室を抜け出しては動植物の観察に明け暮れ、様々な疑問の答えを探してきた少年は、長じて優秀な解剖医・内科医であった兄のまさに片腕となり、死体集めから標本作成、研究の手助けまでこなしながら、着実に誰よりも人体の神秘に近づいていった。 彼の変わり者たるゆえんも様々なエピソードで語られるが、当時脈々と伝えられていた迷信まがいの治療法を疑い仮説の検証のために人や動物を解剖し、あくまでも実証的に真実に迫っていった姿勢は、まさに科学者の走りと言えよう。医学の進展のためかと問われればややアヤシイ(自らの人間のからだのしくみへの好奇心を満たすためのような気もする)が、純粋に真実を探求した人の生涯が、緻密な資料の渉猟によるジャーナリスティックな視点から、魅力的に描き出されている。生命科学に興味をお持ちのすべての方に。絶対おすすめです!


このコメントを読むとさらに読みたくなりました。久しぶりに購入して読んでみようかな