橘玲氏の心に響く言葉より…
「温かな気持ち」「高い地位」
「蜜のような甘い言葉」は、愛の囁(ささや)きの比喩として、
でも考えてみれば、これは不思議な話です。
世界にはさまざまな言葉や文化、習慣があるのに、
この疑問に、現代の脳科学はこう答えます。
「それは比喩ではなく、
これだけなら驚くようなことではないかもしれませんが、
「甘いものを食べながら聞いた言葉は甘く感じる」のです。
ほんとうにこんな不思議なことがあるのでしょうか。
それを次のような実験で確かめてみましょう。
学生がエレベーターに乗ると、そこには本とクリップボード、
助手は学生に、「ちょっとコーヒーカップを持ってくれませんか」
次に学生が研究室に入ると、実験担当者からある(架空の)
その後、学生にこの人物の印象を尋ねます。
ランダムに選ばれた学生が同じ資料を読むのだから、
しかし興味深いことに、
それは、「親切/利己的」など、
なにが学生たちの回答を左右させたのでしょう。
じつはエレベーターのなかの助手は2種類のコーヒーを持っていま
ホットコーヒーとアイスコーヒーです。
驚いたことに、エレベーターのなかで一瞬、
温度の感覚は、無意識のうちに、
こうした知見から、ローベル教授は次のようにアドバイスします。
◆初対面のひとには温かい飲み物を出した方がいい。
◆交渉の際は、
◆相手より物理的に高い位置に座ると、交渉が有利になる。
◆相手と冷静に話し合いたいときは距離を取り、
◆プレゼンの資料は重いものを用意する。
◆ひとは重い本を持つと、それを重要だと感じる。
◆赤は不安や恐怖を高める。試験問題を赤で書いたり、
◆その一方で、赤は注目を引く。
『事実 vs 本能 目を背けたいファクトにも理由がある』(集英社)
「事実VS本能」について、本書の中にこんな文書があった。
『「女性は男性より競争に消極的で、出世争いで不利だ」
これは根拠のない偏見ではなく、実験で確認されています。
進化の歴史を通じて、男性(オス)は「競争する性」、女性(
女性を獲得できなければ子孫を残せない男にとって失うものはあり
失うものが多ければ、リスクに対して慎重になるのは当然です。
あらゆるゲームに共通するのは、「
男女の生理的な差を考えれば、競争社会の勝者に男性が多いのは「
しかし、競争にはもうひとつ「負ければなにも得られない」
リスクをとった勝者の背後には、
彼らが社会の底辺にふきだまるようになったのが、「格差社会」
こうして、
男性は自分の能力を過信して「勝てる」と錯覚しており、
この仮説を証明するように、勝つ見込みがあると思えば、
現代のような複雑な社会では、
男性は決着のつく「有限ゲーム」は得意ですが、終わりのない「
こうした先進国では、
日本は男女平等ランキングで世界最低レベルの110位ですが、「
『PIAACは先進国の学習到達調査の大人版で、
その結果は…
1. 日本人のおよそ3分の1は日本語が読めない。
2. 日本人の3分の1以上が小学校3~
3. パソコンを使った基本的な仕事ができる日本人は1割以下しかいな
4. 64歳以下の日本の労働力人口のうち、
ほとんどのひとはこれをなにかの冗談だと思うでしょうが、(
なぜなら、この惨憺たる結果にもかかわらず、
…これがもうひとつの驚くべき事実(ファクト)です。
世の中を騒がすさまざまなニュースは、突き詰めれば、
「甘いものを食べながら聞いた言葉は甘く感じる」。
そして、「女性が活躍できない社会に未来はない」 。
さらには、「日本人のおよそ3分の1は日本語が読めない」 「 日本人の3分の1以上が小学校3~
本書は、世界的なベストセラーになった「
たとえ不都合な真実であったとしても…
事実(ファクト)を知ることはとても大事だ。
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