私が新聞社に入社したのは1990年。
バブル時代の最後でした。
当時はインターネット広告がこれほど普及していません。
私の新聞社は広告収入を増やそうと頑張りました。
.紙面を増やしてカラー刷りを多くする。
「売り上げ増は今だ」と頑張ったのです。
新しい感覚の紙面が登場し始めました。
例えば日曜版。
写真をご覧ください。
紙面の枠になる線が左右ありませんね。
こういう感覚は昔はありません。
写真も大きすぎるほど大きい。
記事の下も空きがありますね。
こうした「ゆったり紙面」が
1990年代前半から出てきたのです。
たぶん、デザインを任された部員とデスクの間で。
さらにデスクと編集局幹部の間で。
激しいやり取りがあったでしょう。
「こんなスカスカな部分に意味があるのか」
「何で左右の枠を取る必要があるのか」と。
昨日、「写真の向き」の話をしました。
新聞制作には一定のルールがあると。
しかし、このルールも変化するのです。
昔の新聞をどこかでご覧になった方も多いでしょう。
今の感覚では読めませんね。
言葉遣いも見出しもかなり違います。
新聞は少しずつ変化しているのです。
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