こんにちは、心理セラピストのひがしさやかです。
このたびの熊本地震で被災された皆さまに
心よりお見舞い申し上げます。
不安な中で過ごされている方
ご家族や大切な人を案じている方に
一日でも早く安全と安心できる生活が
確保されますように、お祈りしております。
そして、今もなお救助・復旧活動にあたられている皆さまにも、
どうか心身の安全が保たれますように。
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ニュースを見て、胸がぎゅっとした。
我がことのように、心が揺さぶらされている。
そんな方も多いことでしょう。
・ニュースを追うのがやめられない
・気持ちが不安定になっている
・眠れない
そんな症状は出ていませんか?
「被災地でもないのに、
こんなに不安になっている自分はおかしいのかな」
そう思う方もいるかもしれませんね。
でもそれは決しておかしなことではなく
とても自然な反応です。
連日流れる地震の情報や映像に触れることで、
私たちの心だけでなく、身体や神経もまた、
こうした出来事に自然と反応しています。
離れていても、心は揺れる
地震のニュースを見ると、
脳の扁桃体は「危険が起きている」と受け取ります。
実際には安全な場所にいても、
映像や情報を通じて
「怖い」「危ない」
という信号が送られます。
繰り返しニュースを見ていると、
脳は「何度も危険なことが起きている」と錯覚して、
交感神経がずっと張り詰めた状態になってしまうのです。
こうした状態になると、
私たちは安心したくて、
次々と情報を探してしまいます。
「新しい情報があれば安心できるかもしれない」
そんな気持ちはとても自然なもの。
けれど、情報を浴び続けることで、
かえって脳は危険を感じ続け、
不安が強まってしまうことも少なくありません。
過去につらい出来事を経験された方は、
心の奥に眠っているトラウマの記憶が刺激され、
いつも以上に苦しさを感じることもあります。
必要十分な情報を確認したら
ニュースや衝撃的な映像からそっと距離を置く。
そうやって心も神経も休める時間を
意識的に作ってくださいね。
それぞれが今できる生活を
そして、
「被災地が大変なときに
普通の生活を送っていて、申し訳ない」
そんなふうに
罪悪感を感じたり
苦しみを一緒に引き受けに行かなくてはと
思ってしまう方もいることでしょう。
でも、こんなときだからこそ
普段の生活を送れる方は
その生活をつづけてくださいね。
私たちが普通の生活を送ること
経済活動をつづけることが
まわりまわって
被災地の復興につながっていきます。
「自分にも何かできることをしたい」
そう思われる方は、
信頼できる機関を通して寄付を。
そして、被災地のために
心を鎮めて祈りましょう。
私たちが落ち着いて、
それぞれの日常を丁寧に積み重ねていくことも
大切な支援のひとつです。
心と身体を守るために今できること
最後に、ご自身の心と身体を守ることも、
どうか忘れないでください。
不安が続くときは、
まずは神経を落ち着かせることから始めてみましょう。
不安や緊張が続くときに役立つ
セルフワークをご紹介します。
私が学んでいる
ソマティック・エクスペリエンシング®の
トレーナー、花丘ちぐさ先生から
共有していただいたものです。
SCOPEという、
緊急時に心と身体を落ち着かせるためのガイドです。
災害時だけでなく、
日常のストレスを感じたときにも役立ちますので、
ぜひ試してみてくださいね。
SCOPE
《SCOPE》SE™ 危機的な状況で心と身体を整えるために〜SCOPE セーフティエイド〜
SCOPE セーフティエイドは、
強いストレスや緊張で高ぶった神経の働きを落ち着かせ、
危機的な状況を乗り越えるための回復力をサポートするセルフケアです。
災害時はもちろん、
医療・救助・支援の現場で働く方や、
強いプレッシャーの中にいる方にも役立つ方法として活用されています。
こんな時に
強いストレスを受けると、私たちの神経系はさまざまな反応を示します。
- 心臓がドキドキする
- 呼吸が浅くなる
- 人と関わるのがつらくなる
- 頭がまとまらない
- 身体に力が入り続ける
- ひどい疲労感がある
- 早口になる
- 手足がしびれたり感覚が鈍くなる
- 眠れない
さらに、神経系が危険を感じ続けると、
身体は自分を守るために、
次のような状態になりやすくなります。
🔥 がんばり続けるモード
(交感神経が優位)
- 落ち着かない
- 焦る
- 闘おうとする
- 逃げたくなる
❄ 動けなくなるモード
(副交感神経〈背側迷走神経〉が優位)
- 身体が動かない
- 凍りついたような感覚になる
- 何もできなくなる
- 無力感に包まれる
◆SLOW DOWN
(スローダウン)
足の感覚に気付きながら、ゆっくりと10歩歩いてみましょう。
◆CONNECT TO BODY
(身体とつながりましょう)
腕と足首をクロスさせて、脇の下 に手を入れて、頭を下げて呼吸します。
◆ORIENT
(周囲に気づいてみましょう)
色や形に気付きなから、ゆっくりと周りを見渡してみましょう。
目にちょっとした休暇を与えるかのように、
あなたの視線を何か楽しいものまたは心地よいもので
ゆったりさせてあげましょう。
◆PENDULATE
(注意を行ったり来たりさせてみましょう)
体の力が抜けているところと緊張しているところに気づいてください。
ゆっくりと弛緩→緊張→弛緩という具合に注意をシフトさせてみてください。
◆ENGAGE
(つながりましょう)
社会的な関わりを持ちましょう。あなたをサポートしてくれる人とつながりましょう。
※SEでいただいた資料をクライアントさま向けに再編しております。
オリジナルはこちらSE JapanのHPからダウンロードしていただけます。
熊本で被災された皆さまが、一日も早く日常を取り戻せますように。
遠くから心配しているあなたの心も、どうか晴れていきますように。
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不安に振り回されない心と身体を育てるために![]()
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災害だけでなく、
仕事、人間関係、将来への不安…。
私たちの神経は、日々さまざまな出来事に反応しています。
だからこそ、「安心できる身体」を少しずつ育てていくことが大切です。
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