昨日は、毎週恒例の若手の先生たちとの勉強会でした。
たくさんの話題があった中から一つだけシェアしたいと思います。
それはね、
『あいさつ』
についてです。
もう少し元気に、
明るく、
気持ちの良いあいさつが
できる子どもになって欲しいという願い。
これは親でも先生でも同じように願うことでもあるよね。
でね、若手を代表する筆頭株の先生がね、
あいさつをしっかりと出来る子どもになって欲しい、
また、あいさつがしっかりと出来ることは素晴らしいことだとわかって欲しい、
という熱い思いを子どもたちにしっかりと伝えることが出来たんだって。
そうしたら、子どもたちは劇的に変わったんだって。
素晴らしいことだよね。
まだ20代の若者なんだからね。
ズドーンと自分の思いを情熱と共に伝えられる先生って魅力的!
青春ドラマの1ページみたい。
伸びていく先生って、若い頃はね、真っ直ぐで情熱を表に出しているものなんだよね。
そういう思いで20代を突っ走っていて欲しいよね。
最近は、そういう若手が少なくなってね、年寄りみたいな若手が多いもんでね…。
でね、その場には40代、50代の先生達もいたのね。
そこでね、『価値観の押し付け』の話もしたの。
あのね、自分の価値観を伝えることと価値観の押し付けは、実は全然違うんだよね。
「先生はこう思うんだけど、みんなはどう思う?」
って聞くことって、上等なことって思うよね。
当然子どもたちは、
「はい!そう思います!」
って答えるの。
子どもってね、ちゃんと先生や親が望む答えを知ってるの。
だから、それに沿うように答えるの。
これって誘導してることなんだよね。
つまり価値観の押し付けってこと。
先生や親の価値観を話す時ってね、ものすごく慎重にしなければならないんだよね。
ぼくの40代になる教え子からね、
「子どもの頃に、正道せんせーからあいさつはでっかい声でしろって言われたおかげで、会社で成功してます。」
ってお礼を言われたことがあるの。
この子は体育会系な気質の子どもだったから、合ってたんだと思うんだよね。
逆に、大人し過ぎるくらいの女の子にはつらかったもしれないなぁって思ったの。
ぼくは、自分の価値観を正しいと思って、熱意を持って伝えていた。
こういうのは、合う子どももいれば、つらい子どももいるはずだったなぁ。。。
若い頃のぼくには、そこまで思い至ることはなかったんだよね。
すごく大事なことを伝えていると疑わなかったの。
たくさんの至らない点を、若さと情熱と噴き出す愛情が、補ってくれていたんだなって思う。
でね、とっても大事なんだけど、
つらいと思う人は絶対いるはずって思うことが、とっても大事なんだと思うの。
そうすると、極少数派にも配慮できる人間になる。
じゃあ、どうすればいいかってことだよね。
ぼくが実際にいろいろと試行錯誤しながらやってきた中で効果的だったのはね、
めちゃくちゃやんわりと、遠くを見つめながら青春のワンシーンのようにね、
「先生はねぇ…、とっても大事だと思うことがあってね…。」
っていう感じのじんわりと始まって聴き入っちゃうようにするパターンね。
子どもが聴きながら自分の考えを持てるように、十分にゆっくりとしたスピードと間をとって語りかけていく感じ。
でね、語りかけ終わった時にはね、
「今、話したように先生の本当の願いはね、まずは君たち一人一人が生き生きと生きていけることなんだよね。」
「そして君たちと一緒になってこの学校を明るく楽しい学校にしたいって思うの。」
「また、この地域に住む人たちを幸せな気持ちにしていきたいってことなんだよね。」
「これはね、今、先生が本気で思っている本音です。」
「でもね、一人一人思うことや大事にしたいことや、やれることは違うんだと思うんだよね。」
「だから、先生の話をきっかけにして、自分で考えてみて、自分の思うようにやってくれるのが一番うれしいなぁ。」
みたいな感じ。
自分の価値観は語ったけど、それを知った上で自分は自分でやっていいんだよってメッセージ。
先生に言われたから、とか
先生が喜ぶからではなく、
自分がやりたいからって思えるように
めちゃくちゃ気を遣うようになったの。
こういうやり方の根底にはね、子どもは絶対に気づくことができるって信じる思いや愛情があるんだよね。
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