いむりゃ〜〜よん
いむりゃ〜〜よん
きゃきゃきゃきゃきゃ〜〜


昨夜の父親の真似をした
タンは閨に飛び込んで来て
甲高い声を出して笑っていた
ウンスはそれを止めようにも
ぐったりし過ぎていて
チェヨンの姿はすでになかった


タン   
父上の真似をしないのよ
しょうがない子ね


あぁ〜〜い
おんまぁ
ケンチャナ?
ねんね?


元気に返事をしてから
まだ布団の中にいる母親を
気遣って尋ねた


大丈夫よ
ちょっと頭が痛いかな
寒くなったから
そのせいかも


ほんとに痛いのは
頭じゃなくて腰
寒さじゃなくて
閨での熱さのせいだった


おんまぁ
いい子
いい子
ネ〜〜


タンはウンスの頭をなでながら
言った


あ〜〜い〜〜
うー


タンについて来たサンも
器用に寝台に上がると
ウンスの頭をなでている


ありがとう   
二人とも朝餉を食べて来てね
私はもう少し寝てるから
父上はもう奥の間にいるんでしょ?


姉妹とともに涼しい顔で 
朝餉に向かった
チェヨンのいる方角に
ウンスは恨みがましい視線を
送った
酔っ払うと際限がない夫
それは酔った勢いの振りなのか
はたまた正気なので
策士だからうまいようにはぐらかす

タンとサンはウンスに言われ
奥の間へと駆け出した
今日は朝から海鮮粥で
タンもサンも大好物だ


うまうまね〜


あうあう  ネ〜〜


なんとなく会話が成り立つ
二人の背中を見送ると
ウンスは布団に潜り込んだ
気だるさは昨夜の余韻
お腹は減ったが
とりあえずは少しでも寝る
待ってくれている患者を残し
診療所を休むわけにはいかなかった


ウネさん
どうしているかしら?


昨日の話を思い出し
ちゃんと労ってもらえたか
考えた


無骨だけど
愛妻家には違いないもの
きっと優しくしてもらったよね


なんだ?
昨夜はそんなに乱暴だったか?
すまぬ


ウンスの独り言に反応し
チェヨンは頭を掻いた


え?いやいや
違うのよ
ウネさんのことよ
大丈夫だったかなと思って
アン・ジェさんと


ウンスは照れたように
いい返した


なんだ
あいつらのことか?
それより薬
飲まねば仕事が出来ぬぞ


煎じ薬の匂いがした


え〜〜苦いの?やだなぁ


イムジャは医者であろう
我慢しろ


薬草の匂い満載の椀を
チェヨンは妻の口もとに運ぶ


優しく飲ませてくれなきゃ
飲まない
こうなったのはヨンのせいだもの
昨夜の報復よ
うんと甘えてやるんだから


なんだ甘えたいのか
そうか?ならば
口移すか?きっと甘いぞ


チェヨンはニヤリと笑った
一枚上手の夫にやり込められて
ウンスは肩をすくめる


案ずるな
子どもらはヘジャが見ておる
俺はイムジャの世話に来たのだ


寝台のへりに
腰掛け話すチェヨンは
ウンスに微笑んだ


苦い薬のあとは
海鮮粥を運んで来るとしよう
だがその前に


渋々飲み干した
薬の椀を受け取ると
チェヨンはウンスに
そっと口づけた


にがっ


思わず口から漏れたチェヨンに
ウンスはしたり顔


ほらね〜〜苦いのよ
いい薬は


そんなやりとりも
幸せに感じる朝だった


ウネは久しぶりに
夫の部屋で目覚めた
傍らには大いびきのアン・ジェが
まだ眠っていた
はだけた胸元を直し
朝餉作りのために
そろそろと布団から這い出ると
腰回りに鈍い痛みが走った


どうかしたか?


ウネの気配にアン・ジェが
起きて尋ねた


うん   いや    その
なんでもない


腰をさすってウネは
苦笑い


無理するなよ


なあに
気持ち悪
嵐になるわ


お前なぁ


可愛げがないといいかけて
にっと笑うウネの顔に
アン・ジェは一瞬見惚れた
若い頃に見た可愛い顔のままだ


まあ   よい
嵐でも雷でも構わぬ 


アン・ジェはぶつぶつ
それが無骨な武士の精一杯
ウネはそんな夫の様子に
くすくす笑い
「そうだね〜」と返した


*********


『今日よりも明日もっと』
ちょっとの優しさや
何気ない褒め言葉が
うれしくて
明日もっと頑張れる





前記事では
旅グルのバタバタで
お騒がせしました
リニューアルはほぼ完了
オープンまで
今しばらくお待ちくださいませ

31日はハロウィンハロウィン
10月も終わりですね
今年も残すところ
あと2カ月です   
早いなあ
haruもリアルな忙しさが
やっと一段落してほっと一息です

またおつきあいくださいね
にほんブログ村 小説ブログ 韓ドラ二次小説へ
にほんブログ村