幼い頃。
夜になると、わざと居間で寝たふりをして…
両親に布団まで運んでもらうのが大好きでした。
抱き上げられたときのフワッと宙に浮く感覚。
「大きくなった」「重くなった」と両親が話しているのを、必死に目を瞑りながら 誇らしい気持ちで聞いていたこと。
心地よい揺れがしばらく続いた後に、冷たい布団にそっと置かれたときのちょっと残念な気持ち。
風邪をひかないようにと、丁寧に掛け布団をかけてくれる大きくて温かい手。
特別なイベントがあった日の思い出よりも、そんなとりとめのない日常の出来事のほうが私の心には強く残っていたりします。
そして親になった今、いつも思うのは…
『今のこの何気ない日常も、娘達の思い出として一生残るのかもしれない。』
ということ。
だから…
たとえ寝たふりだったとしても、決して怒ったりしない。
かつて私の両親がそうしてくれたように。
愛にあふれた あたたかい思い出として私達も残りたいから。
だけど…
ちゃんと「親」できてるのかなってたまに不安になる。
できることなら、親としてイケてないシーン・ミスったシーンは、思い出に残さずにNGシーンとしてばっさりカットして欲しい。
私の父は腰が丈夫だったんだな…。って最近思います。
腰を痛めた人間を移動させる方法↓












