先日、テレビを見ていたら、陶器市が今日から始まるという情報が目に入ってきました
本当はゆっくり過ごそうと思っていた日だったのだけど
「行ってみようか」
と急に思い立って、夫と一緒に出かけることに
会場は駐車場に入るところからかなりの混雑
それでも、せっかく来たんだからと、いろんな器を見て回りました
もともと欲しいと思っていたのは、どんぶりとお椀
夫は六角形のお箸が欲しいと言っていて、あとは「何か気に入ったものがあったら買おう」という感じ
どんぶりもいくつか候補があったけれど、最終的に選んだのは、すごくシンプルなもの
そして、どんぶりを眺めているときに、ふと目に入った器がありました
大きいものと小さいものがあって、二人暮らしなら小さいほうで十分
なのに、なぜか私は大きいほうに惹かれてしまった
「この形、好きだなぁ」
そう言ったら、夫に
「家にこういうの、何個もあるんじゃない?」
と言われました
そう言われて初めて
「あ、私、こういう形の器が好きなんだ」
って気づいたんです
確かに家にも似たような器がいくつかある
でも、少しずつデザインも違うし、色も違う
そして、やっぱりこの器が欲しい
そう思って、買ってきました
もうひとつ買ったのが、梅干しを入れる小さな器
これも以前から「こういうの欲しいな」と思っていたもの
大きさが微妙に違うものがいくつかあって、どれにしようか散々迷ったけれど
「食卓に置いたら、このくらいがちょうどいいかな」
と思えるものを選びました
そのとき、お店の方から梅干しの保存について教えてもらったことも、ちょっとした収穫でした
知らなかったことを教えてもらうって、楽しいですね
そして、せっかくここまで来たんだからと、少し足を伸ばしてアミューズメント施設にも行ってみることに
そこで、以前からちょっとやってみたいと思っていたクレーンゲームをやってみました
実は私、今までクレーンゲームをやっている人を見て
「そんなのにお金を使うなんてもったいない」
「それなら買ったほうがいいじゃん」
と思っていたところがありました
ところが、実際にやってみたら……
びっくりするくらいセンスがない(笑)
最初は何にも引っかからなくて、
「やっぱりやめようかな」
と思ったくらい
でも、今日はここまで使うと決めていたし、せっかく来たんだから楽しもうと思って続けてみました
すると、夫がやったらすぐにお菓子が取れた
「すごい!」
それを見たら、
「私も取れるかもしれない」
と、またやってみたくなって…
そして、そのときにふと思ったんです
あ、ここって、お金を無駄遣いする場所じゃなくて、楽しむ場所なんだ
使った金額と、取れた景品の金額を比べて「得した、損した」と考えるものじゃない
取れるかな?
どこを狙おうかな?
今度はどうしよう?
そんなふうに考えながらやっている時間そのものを楽しむ
取れたら嬉しい
取れなかったら残念
でも、その「取れた!」という瞬間の喜びを一度味わってしまうと……
これは、沼る人の気持ちもわかるなぁ
なんて思ってしまいました
今までの私は、
「これは必要?」
「無駄じゃない?」
「お金を使うなら、もっと意味のあるものに」
そんなふうに考えることが多かったのかもしれません
でも今回、器を選んでいる自分を見て、
「私、こういうものが好きなんだ」
と気づけたこと
クレーンゲームをやってみて、
「私はこれを楽しんでもいいんだ」
と思えたこと
なんだか、ちょっと嬉しかった
好きなものを好きと言うこと
やってみたいことをやってみること
楽しいことにお金を使うこと
そんなことを、もっと自分に許してもいいのかもしれないな
そして、
「私はこれが好き」って、案外自分では気づいていないこともあるんですね
今回の陶器市、器だけじゃなくて
自分の「好き」をひとつ見つけた日になりました