最近ニュースはほんとにたまにしか見ないけど、
ライブ中継は面白くてついつい見てしまうのです。
見ようと思って見るわけじゃないけど、丁度その場面に出くわすというか。
トランプの大統領就任式も、悪天候のため国会議事堂の
ロタンダと呼ばれる室内だったので、絵的にも珍しいし、
さらには就任演説もハチャメチャにすごくて、ついつい見入ってしまった。
Golden Aged of America begins right now.
日本でどう報道されたかはチェックしてないけど、
「アメリカの黄金時代が今始まる」で演説スタートですから。
え、そんなこと言っていいの?みたいな米有権者が聞きたそうなことを
大ぼら吹いて言ってる、みたいな。
で一方の石破首相(側近?)はその演説の冒頭の言葉「黄金時代」を
共同記者会見のスピーチの締めに使ったんですね。
On the basis of these deliverable, I look forward to working together with president Trump who I respect imensely to ussher new golden age of Japan and US relations. (これらの成果に基づいて、私が非常に尊敬するトランプ大統領と協力して、日米関係の新たな黄金時代を迎えることを楽しみにしています。by google翻訳)
いやまあ、この首相は歴代の方々とは違い、堂々としているというか、
トランプ劇場の脇役としてではなく、共演者として立っておられました。
トランプは安倍元首相のことも話していて、安倍さんも頑張っていたけど、
やっぱり対等というよりは、どうしても忠実な下僕感はあったよね。
政治家はルックスも大切ということでバイデンやヒラリーは整形していたけど、
石破氏は日本人には珍しい悪人みたいなルックスと体格が役に立つというか、
日本人が国際舞台に立つには丁度いい感じに見えます。
そして石破首相が国際舞台で株を上げたもう一つの理由は
通訳さんたちの力量でしょう。
私はBBCを見ていたので日本語は流れず、同時通訳で聞いてました。
一人は少し年配で日本語のアクセントがあるがはっきりとわかりやすく、
もう一人の方は若手で私にはちょっと聞きにくいが流暢に話される感じ。
「テレビで見ると、声高で、かなり個性が強烈で、恐ろしい方だという印象がなかったわけではありません」
というところなど、通訳さんは「テレビで有名人として見みていた」みたいな感じで
もっとトランプが喜びそうな感じで意訳していて、
首相のトランプの印象は、ジョークとして受け止められたというよりは、
「これは多くの人が抱く感想で、まさに通訳者が言った通りだ」と
後のBBCの解説番組の中でコメンテーターが言ってました。
日本人記者からの関税についての質問に石破首相が
「『仮定のご質問にはお答えをいたしかねます』というのが日本の定番の国会答弁でございます」
と回答を避けたのに対して、
日本の記者陣は冷淡な反応だったが米国側には受けた、と
上の記事にあるけど、これも通訳さんのせいというかおかげというか、
I am unable to respond to a thoretical question, that's official answer we have.
英語だとすごいクレバーな回答に聞こえたんですよね。
多分、このunable to respondというのが味噌なんですよ。
それにofficial answerっていうのが加わってちょっと軽い感じになって、
答えられないというよりは、構ってられないみたいなニュアンスで、
確かにジョークで軽く流したように聞こえました。
いやもう、自分だって強面で外見はどっちかというと中国主席に近い雰囲気なのに
(いや、現主席は柔和な感じですが、悪役中国みたいな。イメージ的に!)
中身はアメリカに友好的という、今までにないタイプということは間違いないです。
わたしは石破首相がこれまで何度も自民総裁選に敗れたという以外は
彼の政策とかまったく知らないけど、
今回の記者会見で大統領のお気に入りになっただけでなく、
米国サイドから一目を置かれる存在になったのは確かでしょう。
いや、同時通訳さん、お二人とも素晴らしかったです。大活躍でした。
あと余談ですが、日本ではなぜトランプのことをなぜトランプ氏と呼ぶんですかね。
英語でMr Trumpって耳にしたことがないので、ちょっと気になります。
元大統領は任期後も敬称はプレジデントとなるのに、
ましてや現役大統領の敬称が氏っていうのはなんか変というか、
Mr presidentはいいけど、英語だとMr Trumpはかなり失礼じゃないかと。。。