本日は岡山散策⑩ですⅰ

 

横びらの天狗様!!

むかし、富山県平村の横びらと言う所に、1本松が立っていて、この木には酒の大好きな天狗さまが住んでいた。この天狗さま、酒を持った人が通りかかると、「おい、わしじゃ、わしじゃ。」と声をかけて、逃げる通行人から酒を奪ってしまうのだびっくりにっこり

 

 

ある年の春、町の酒屋に出稼ぎに行っていた甚兵衛(じんべえ)という男が、この1本松の下を通りかかった。甚兵衛は半年の仕事を終え、家で1人待つ親父さまのお土産に、4斗樽(よんとだる)の酒を背負って村に帰って来たのだちょっと不満ハイハイ

 

 

天狗さまは、「おい、わしじゃ、わしじゃ。酒をくれや。」と言って、木から下りてきた。甚兵衛は逃げもせず、「へい、どうぞ召し上がって下せえ。」と酒を差し出す。こうして天狗さまは、甚兵衛の差し出す酒を3斗9升7合飲み、樽の中には3合を残すのみになってしまった怒り赤ちゃんぴえん

 

 

ところが、甚兵衛が家のそばに来ると、急に樽が重くなった。調べてみれば、何と3合の酒は4斗に戻っているではないか。これには、甚兵衛の親父さまもたいそう喜んだニコニコチュー

 

 

ところで、この年の夏はひどい日照りが続き、食べるものがすっかり無くなってしまった。甚兵衛の親父さまも日に日にやつれていく。甚兵衛が困っていると、そこへ天狗さまが飛んで来て、こないだ世話になったお礼に米を持ってきたと言うのだあんぐりおやすみ

 

 

甚兵衛が釜を差し出すと、天狗さまは釜の中に米粒をたった3粒だけ落として帰って行ってしまった。たった3粒とは?といぶかりながらも甚兵衛がその米を炊けば、なんと、米は釜いっぱいになったのだにっこりキョロキョロ

 

 

しかも、不思議なことに、その米は食べても食べても無くならないのだ。これを見た親父さま、「天狗さまは、3という数字に縁がふかいのぉ。」と言うのだったおねだり笑ううさぎ

 

 

さて、甚兵衛は、今度は親父さまに魚を食べさせてあげようと、天狗さまのくれた米で握り飯を作り、川に釣りに出かけた。ところが甚兵衛が歩いていると、茂みの中から大蛇が現れた。甚兵衛は必死に逃げるも、がけの上に追いつめられてしまう。そして絶体絶命という時に、持ってきた握り飯が3つに増え、そのうち1つが、ひとりでに大蛇の口に転がっていった凝視ふとん1

 

 

すると、握り飯を食べた大蛇は、酒に酔ったようにうっとりとなった。甚兵衛がもう1つ投げてみると、大蛇はそれを食べてクネクネ踊り出した。そして、最後の1つを食べると、もう完全に酔っ払い、自分から谷底に落ちていった。こうして甚兵衛は、天狗さまのくれたお米のおかげで、またも命びろいした驚き真顔

 

 

さて、季節は巡り冬となり、甚兵衛はまた町に出稼ぎに行かねばならなかった。甚兵衛が横びらの1本松の所まで来ると、天狗さまは旅支度をしている。天狗さまはよそに行くと言い、お別れに甚兵衛に金の粒を3粒くれたのだ爆笑看板持ち

 

 

不思議なことに、この金の粒は、甚兵衛の財布の中でいくらでも増え、おかげで甚兵衛は出稼ぎに行かなくてもよくなった。それからも甚兵衛は3という数を大切にした。嫁さまをもらって親父さまと3人暮らしにして、子供も3人もうけて、末永く幸せに暮らしたということだ目がハートチュー

 

 

本日の一品「えびたん」!

 

 

どすラブラブ!ラブラブ!どすにひひにひひ