***

 

 

読了 2019.09.26

 

大切な人を殺された者は言う。

「犯罪者に復讐してやりたい」と。

凶悪な事件が起きると人々は言う。

「被害者と同じ目に遭わせてやりたい」と。

20××年凶悪な犯罪が増加する一方の日本で、新しい法律が生まれた。

それが「復讐法」だ。

目には目を歯には歯を。

この法律は果たして被害者たちを救えるのだろうか?

人が人を裁くことの難しさ、人を赦すこと、自分を赦すこと、その苦しみを描いた衝撃のデビュー作、ついに文庫化!

 

 

***

 

 

最近よくSNSで見るな〜と思っていて、ずっと気になってたけど読めてなかった本。

読まずに終わっていきそうなので、読みました、とりあえず!!!笑い泣き

 

 

 

復讐

それは、自らの利益を損害された個人や団体が、その報復として加害者に対し、害悪を加えること。

 

辞書には、そう載っていました。

 

このモノガタリの中では、現在の方に加え『復讐法』といって、被害者が加害者に同じような条件で同じように苦痛を与えることができる法が加えられていました。

犯罪の後、犯人は裁判で判決を下され、復讐法が適用されるかどうか否かが決まります。

その後被害者が、復讐法による復讐を選択するかしないかの決断を迫られ、選択しなかった場合従来の懲役などの刑が科せられます。

ただし復讐法で加害者に直接手を下すのは、被害者遺族本人になります。

(虐待なら、加害者を虐待し、殺傷なら刺し殺す、等。)

 

 

あなたは大切な人を他人の手により突然に、そして永遠に奪われてしまった場合、復讐を選択しますか、しませんか?

 

当事者になってみないと分からない。

このモノガタリを読み終わっても、私はこう答えることしかできませんでした。

 

 

ただ一つ心に残ったのは、復讐を選ぶ人も選ばない人も、自分の葛藤と戦い、自分の正義を貫くために悩み抜き、決断する。

その末に出した結論が、例え自分を苦しめることになっても。

 

 

人は、脆くて強い。

 

読み終わって、そう感じました。

 

 

あまりにも深くて、私の語彙力じゃ、追いつかないな。

いつか語れるようになったら、もう一度読み直そう・・・・・・。