傾いている店が好きだ。

なんでかはよくわからないけれど、やけに床が傾いてる食堂に、品のいいおばさんがいたら、その店は絶対にうまいときまっている。



三沢の「第一食堂」もそんな傾き系である。



外から見ると薄暗くて、営業しているのかしていないのかわかりづらいけど、蛍光灯が光ってるのが見えて、ガラガラと入口をあけてみた。


この食堂は、70代のおばさんがひとりでやっているので、時間がたっぷりあるときにいくように。

ねこぜがいったときは先客が1名いたので、おばさん大慌て。先客の定食を完成させるまでのんびり待ちます。注文をきくまでに10分くらいかかるかな。



お水をテーブルの上のサーバーからセルフでとって待ちます。店内に四つテーブルがあるのに、一つは物置化してしまってるので、使えるのは三つのテーブルだけ。


黒ずんだ漫画を読んで待つのもよし。



店内の壁は画ビョウのような穴がいくつも開いていたり、好き放題ペンキが剥がれたり、芸術的で見応えがあるので、それぞれをじっくりながめているうちにあっという間に時間がすぎています。

メニューも多い。そばとうどんもあったけど、秋までお休みしているそう。




おばさんは先客のお兄さんに定食を運んできたあとに「私、なんかわすれてない?この定食、なんか足りないものはない?」とお客さんにきいていました。

お兄さんが「大丈夫です」と言って食べ始めると10分後におばさんがたくわんを持ってきたりします。やっぱり忘れてたのか、サービスかよくわかりません。



ねこぜが頼んだのはギョーザと半ライス。


ここのギョーザ(450円)は絶品ですよ。食べたことがない方は、ぜひ食べてみて!
(今回も一個おまけしてくれました)





皮がプリプリでジューシーで美味しいの!ここのギョーザ、大好き。

中華料理店や、ギョーザ専門店に負けない絶品ギョーザに出会えるなんて…!さすが傾き系である。


おばさんにここのギョーザは最高ですねと言うと、「いえいえ、わたし怖いんです。うちなんかより安くて美味しくてキレイなお店はいっぱいあるでしょ?」と謙遜しつつ、「また来てね」と恥ずかしそうにほほえみました。

第一食堂のおばさん大好き。



人気が出てくると、店主はお店をきれいにしたがる。でも、上京してひさびさに帰ってきた兄さん姉さんを、いつまでも変わらない姿でむかえてくれる店っていいじゃないですか。

第一食堂もいつまでも傾き系でいてほしい。


 

 

前回行ったときの記事:

おばちゃんが親切すぎる!三沢市の立派な食堂に行ってきました。

 


第一食堂
青森県三沢市中央町2丁目7−14

0176-53-2213
11:30~18:30

火曜、木曜定休