青森駅出てすぐ、
ロータリーのところにある「喫茶一二三(ひふみ)」。

$ねこぜの青森-一二三


ねこぜにとっては思い出深く、
青森に来たら必ず行く大好きな店のひとつ。



きっかけは五年以上前。



ねこぜがはじめて一人で青森に来たとき。


おばさんが常連客にうれしそうに話していた。


「居酒屋やってだばって、たげだば喫茶店やんのが夢だったんだじゃ~
(今まで居酒屋だってたけど、喫茶店やるのが夢だったのよ~)注1


クラシック音楽がかかる店内に美輪明宏か
マダムを思わせるシャレオツな(といえなくもない…?)ソファ。


しか~し!!!!



シャレオツなソファに座ったのは美輪明宏でも、
マダムでもなかった。


どかっと座った
昼間っから顔マッカッカなオヤジ軍団。

ま…まさか…



「焼酎っこけぇ~(焼酎くれ)」



なんと、昼間っから…!


それだけではない。そのあと来たおばさん軍団は



「いいシーデー(CD)持ってきたじゃ~」

と、言ってJポップだか演歌だか(忘れた)をかけさせている。

店のおばさんはさぞかしショックだろう
…と思ったら動じていない。


クラシック音楽とロココ調(てきとう)では勝てないと思ったのか、
あきらかに店が客にあわせるよう、メニューで対抗しはじめた。

さいしょは


「コーヒー、紅茶、お汁粉」


くらいのかわいいもんだった。


その次に行ったときは



「定食はじめました」


と魚定食、肉定食が登場していた。

定食には小鉢が三つも四つもつき、
スイカがついているときもあれば、
メロンがついてくるときもある。
(ちなみに、お汁粉を注文してもメロンがつく)


その次に行ったときは



「らーめん」



が登場していた。




…アウェイだ。



完全に「喫茶」の看板を忘れている。


…いや、ちがう。


一二三はおもてなしの鬼なのだ。

東北新幹線よりも早く、
進化しているのだ。

ぶっとんだメニューが並ぶが、
味はいたってふつう。

だが、うまいだけの飯ならどこでも食える。

旅の醍醐味は地元の人たちのふつうのメシが食えることだ。

この店では赤ら顔や、井戸端会議を見ながら、
紅茶とラーメンを楽しむことに専念しよう。

いく度に、増えていくメニューをみながら、


「アウェイだな~」


とニヤニヤしながらつぶやいてしまう。


さいしょはハラハラしていたのに、
完全に一二三のファンになってしまった。



最後に。
今の「喫茶」一二三。




$ねこぜの青森-一二三



らーめん
なべやきうどん
湯豆腐
かん酒
肉鍋…



また、いろいろはじめちゃったんだね(笑)。



おしまい。


注1
ねこぜの勘違いだったようで、
居酒屋ではなく、元は定食屋だったそうです。

m(_ _) m ペコリ

【残念ながら、その後閉店しました】

喫茶一二三(喫茶店)
TEL 017-722-8048
青森県青森市安方1-3-24
JR青森駅から徒歩2分