数週間前、カリフォルニアの友人が、シカゴエリアで好きなアーティストの公演が
あるとのことで私の誕生日のお祝いも兼ねて遊びに来てくれてました。

北カリフォルニアのワインカントリー、サンタローザに家があった友人達。
昨年10月の山火事で家が全焼、朝まだきに玄関のドアを叩いで避難を
警告してくれたご近所さんのおかげで命をとりとめました。


火事から6ヶ月、生存者達のサポートグループで、全ての所持品の完璧な
リストの提出がなければ100%の支払いを拒む保険会社と戦いづづけています。

火事場泥棒、保険金詐欺は確かに存在しますが、膨大な被害者数に
他の保険会社の中にはリストの提出を義務付けずに100%の補償金を出している
ところもあるそうです。断捨離をトライしたことがある人には少し分かると
思いますが、家だけでなく、親や、子供、友人からのプレゼントだったり、
その人達との思い出にまつわる全てを失った人達にとって、その失われた
一つ一つのものたちを思い出してリストアップする作業がどれだけ残酷なものか。
泣きながらする作業、そして保険担当者が6ヶ月の間になんども変わって、
その辛い作業をなんども繰り返すことが今も必要で。

提出がなければ2割5分とか5割減の保険金支払いになり、
高騰するカリフォルニア不動産市場ではそれでは到底家も、
生活も立て直せないことになってしまいます。

そんな中でも地域のサポートとして自分達が出来ることを考え続け、
これからの生活設計にも「このピンチをチャンスに変えられないか」と、
ポジティブに試行錯誤する友人達。

三日間だけだったけど、そんな毎日からちょっと距離を置いて観光する
お手伝いが出来て良かったなと思います。11月に日本に帰った時に買った
秀次の大根おろしを送った以外は案じることしか出来てなかったので。

イメージ 1
シカゴのクラウドゲートと言う彫像(Beanと言う愛称)に映った反射像の写真

最後に一言:Do the right thing, State Firm!!(←保険会社の名前)