友人が飼ってたゴールデンリトリーバーのAllie。
ショードッグの家系から来たと言う、毛足にウェーブのかかった
とても綺麗な犬だった。立って話してると側に寄り添って来て、
前脚を人の足の上に置く。「押さえてるんだからどこにも行っちゃダメ」
って言ってる様に。7歳にならずして、先週末虹の橋を渡ったそうだ。

18ヶ月に亘り、ガンの治療をしていて、去年の感謝祭の頃には
完治かと思われたのだが、病魔は又戻ってきてしまった。。。

うちと同じように子供のいない友人夫婦。Allieを娘のように可愛がってた。
Allieと2歳違いのやはりゴールデンリトリーバーのMack。
庭に出てはAllieを一生懸命探してると言う。
それを眺める友人夫婦の心情を思うとやりきれない思いがする。

Mackは家の中にいる友人の方を見てこう言いたそうな顔をする。
「Allieは家の中にいないんだよ。お外のどこかにいるはずなんだ。
一緒に外に出てきて探してよ。」
どう説明してやれば良いのか解らないと友人は言った。
でも、説明なんて心が納得する為の何の足しにもならない。

人間だってそうだ。友人達だってそうだ。
頭でAllieがいなくなったって思っても心がついて行かない。
ついて行きっこないんだもの。だから私は友人に言った。
いいじゃない。解らなくて当然。Mackと一緒にAllieを探せば良いよ。
もし見つかるものなら私達だってMackと同じように探したいんだもの。
だって心の中では何度も何度も名前を呼んでるはずだもの。
どこにいるの、Allieって。だから心が納得出来るまで、
心の中にだけいるようになったAllieの存在に慣れるまで、Mackと一緒に。

一昨年前、お母さんをやはりガンで亡くした友人。
Allieは友人のお母さんのお気に入りだったと言う。
ガンの痛みのない場所で、再会したであろう二人(一人と一匹)の冥福を祈る。