おかんと 僕たち ときどきおとん -2ページ目

おかんと 僕たち ときどきおとん

ユウヤケコヤケ
ヒトリデ イシコロ ケトバシタッテ・・・

アシタガ テンキナラ ソレデイイ

家の裏の庭には大きな梅の木があって、毎年この時期、鶯の合唱が聞こえる


ここに越してきた当初の若いまあなは、窓の外の鳥たちを眺めるのが好きだった




起き上がることのできなくなったまあなに添い寝をしながら鶯の歌を聞く穏やかな時間


元気いっぱいの君が窓の外の鳥に興奮している姿を思い出すと、泣けてきて仕方がなかった


やっぱり私はダメかもしれないな...

自分で自分にフラグを立てる

みんなはどうやってあの苦しみから立ち直るんだろうか...




まあなに付きっきりになって4日ぐらいたつ

私にとっては、まあなと濃密な幸せな時間でもあり辛い時間でもある


ビービーずるずる泣いたかと思えば、ベタベタなでなで触られまくって、さぞかし迷惑しているんじゃないだろうか

やかましいやっちゃなぁ 眠れんからどっか行けとか思われてたらどうしょう...


今のところはお水も少し飲める、パウチも少し食べれる

けれども昨日から血尿が10回以上、止まらないから本来の予約よりも前に診てもらった


寝たきりの姿なので、持っているキャリーには、入らないし入れたくもない

出来るだけ苦痛を与える事なく病院へ向かいたい


大きな籠をシートベルトで固定して、その中にいつも寝ているベッドを納めて車で病院へ

院内では、抱っこして診察室へ


診察台に寝かされたまあなは、べったり寝そべったまま身じろぎひとつしない

注射にもまったく反応しない


先週の通院日から1週間も経たないのに、あっという間に動けなくなった


腎臓で ..というより 老衰で..だと思います と言われ


うんちが数日出ていないのだけれど、今後はどうしたら?と質問すると


気にしなくていいです

勝手に、下痢または軟便が出るかもしれない


そうなったらいよいよです

体はそうできている 

だから、この子が欲しがらなければ無理にお水やご飯をあげなくていいです

体の中を空っぽにしておくほうが本人は楽だから

そうやって旅立つ準備をこの子はするんです


そう言われた


やっぱり枯れていくように なんだな..


そう思った


診察室を出る時に、まあなの顔が先生に見える様に少し角度を上げた

まあなもいつもの捨て台詞を吐かない



今日も天気がいい

窓の外の雲を2人で見上げる













昨日の夜

床の上 添い寝2日目 


1日目と違ってまあなは、もう動こうともしなかった


2時間おきに寝返りをさせ、お水を飲ませる以外は私と一緒に眠っていた


朝が来て、たくさんお水を飲んでパウチを少し食べる

ほぼ寝ながらだから、平たいお皿じゃないと食べにくいだろうと鉢の受け皿を使った

一生懸命食べようとしても舌で横へ逃げていくウエットフードを指でかき集めて山を作ってあげた



カリカリはいらないらしい


今までは毎朝、まあなが夜中の間に頑張っておしっこやうんちをしたあとが凄かったまあなトイレも



ここ数日、綺麗なまま

朝、見るたびに寂しくなる



今朝は、龍之介と虎丸がキッズルームへ行く途中

龍之介をまあなの側に呼んでみた


寝たきりのまあなと龍之介は、3年10ヶ月の時を経て鼻挨拶を交わす事ができた


龍之介とまあなが初めて対面した時に、空気が読めなかった幼き龍は、ゲージ越しだったがビョョョンと飛びかかり、まあなの怒りの鉄拳猫パンチが炸裂して以来まあなに嫌われてしまっていた


老猫の雄と子猫の雄の相性は最悪だと知った時に、まあなと龍之介の猫団子は諦めキッズルーム制度ができた


それが鼻挨拶ができた事に感動しまくり、バカな私は写真を撮り忘れてしまった...

(また夜にでも撮れれば...)


調子がよさそうに見えたのに、今朝のまあなの体調は悪い

激しくむせこんだのをきっかけに、荒い息が続きそのまま真っ赤な血尿が出てしまった

今は落ち着いて眠っているが、私もおとんも覚悟をした


今日は、おとんが会議で夜まで留守にする

この家は都合で訪問してくる者が多い

鍵をかけて居留守を決め込む

まあなとの時間を邪魔されたくない



10日くらい前から、視線を感じるとまあなと目があう  

じ〜っと 見つめられる

ふと見ると、毎回見つめられている


お母さんに穴があくよ  笑   というけれど

いつも見つめてくる




まだ座れていた頃









親友が送ってくれた猫用のオムツ


尻尾を通す穴が空いていて、背中の位置でマジックテープを止める形


尻尾を通す時に毛が逆立つ事に、嫌悪感がある様で尻尾ぶんぶん抵抗された


寝転んだ形でつけるのはなかなか難しい


ある程度まで尻尾を通してから背中部分を引っ張り上げる様にしたら上手く穴に通った





まあなが少しでも動くとわかる様にと、昨夜は床の上で添い寝をした

腕枕をしたり抱きしめたり...


案の定、まあなはほとんど寝なかった

何回も動いたり鳴いたりしながら、水を要求したりお気に入りベッドへ移動したがったり体制を変えたがったり

床ずれを防ぐためにも、定期的に寝返らせなければならない


ある時は起き上がりたがったので、まず手を添えて体制を立てて、胴体部分をささえて補助をする


後ろ足は空回りするだけなので、前足の力がきれる前になんとか辿り着こうと必死で向かった先はトイレだった

こんなになっても、頑張って砂のトイレで尿をする姿に意地と根性が見られた


そのままその場にへたり込んだので、抱き上げてベッドへ戻る


そうこうしているうちに朝になった

座った姿勢でうたた寝していた私が目を覚ますと、まんまるした瞳で私を見つめ続けるまあなと目があった


朝ごはんにと無一物のパウチを開けてあげたら、ほとんど1袋食べる事ができて少しだけ安心


その後、私もおとんも仕事用で同時に少し部屋を出なければならない時間帯があって、おとんが先に部屋へ戻ると、もう自分の力だけでは体制を変える事ができないはずのまあなが、少し離れた給水器に顔を突っ込んで固まっていたらしい


お水が飲みたくて渾身の力で、這ってきたのだろう

これには肝が冷えた 

水が鼻と口を塞いでしまっていたら危なかった

深く反省をして、給水器を高い位置に移動した


まあなは、一昨日からほとんど眠れていない

どこかが痛いのだろうか

苦しいのだろうか


まぁくん  と呼びかけたら

寝転びながら にやぁ っと返事をして私を見ようとしているかの様に頭をこちらへ向けてきた


くたっと寝転ぶまあなの横で、ほぼ1日過ごす


こうして、まあなと過ごす時間の出来事を記入する作業は、今の私の慰めになっているみたいだ