映画「パシフィック・リム アップライジング」を観てきました。

 

   「パシフィック・リム」の続編です。前編をみていないと理解できないので、「パシフィック・リム」の解説から。海底に亀裂が入り、そこから異次元の怪獣が侵略してきます。それに対抗してつくられた巨大ロボットイェーガー。イェーガーは二人で一機を操縦するタイプ。兄とともに搭乗し戦ってきたパイロット、ローリーは進化した怪獣との戦いで兄を失い、一線を退きます。そこへ、司令官のペントコストからの誘いが、。ローリーはペントコストの養女、森マコとあらたにコンビを組み、新タイプの怪獣を倒しますが、海底の亀裂を閉じるために、ペントコストは命を落としてしまいます。

   そして、本編。主人公はペントコストの息子ジェイク。ある理由から軍を除隊し、パーツの違法販売で生活しています。彼が出会ったのが、ひとりで小型イェーガーを完成させた孤児の少女アマーラ。ふたりは違法行為で逮捕され、ジェイクの義姉マコの配慮により、入隊して、イェーガーに乗ることになります。

   その頃、中国では女社長リーウェン・シャオ率いるシャオ産業が、パイロットを必要としない無人機のイェーガーの開発に成功していました。パイロットたちは、自分たちは要済みなのかと落胆します。ところが、前作で怪獣の脳を持ち帰り毎晩コンタクトしていたニュートン博士がシャオ産業に入社したことにより、シャオ社のイェーガーは怪獣たちに乗っ取られていたのでした。

   そんな中、ニュートンの画策により地底に割目が出現。怪獣たちが出現します。割目を防ぐことに成功したため、出現した怪獣は3体。前作の怪獣たちとは違い、都市を襲わず、真っ直ぐに富士山を目指します。富士山を噴火させ、太平洋の火山帯を一斉に噴火させて、人類を滅ぼす計画のようです。

   ジェイクはアマーラとコンビを組み、イェーガーに乗って、日本に向かうのですが・・・・・・

 

 

   とてもエキサイティングな映画でした。

   つっこみどころは、いろいろとあるのですが(犯罪者のジェイクが簡単に改心してしまうところ、メカニカルとしては優れていても実戦体験ゼロのアマーラがパイロットとして通用するところ、など)、それでも、文句なしにおもしろい。

 

   ストーリーは前作より複雑です。ニュートンの裏切りは、操られレていたとはいえ、ショックでした。そのために、シャオ産業のイェーガーがほぼ全滅してしまうのですから。

 

   舞台が東京に移ってからの展開は、緊張の連続。やはり、アメリカ映画の限界があり、いろいろと奇妙な”東京”なのですが、そんなことも気にならなくなります。

 

   前作では森マコ(菊地凛子さん)、今作ではシャオ社長と、アジアンビューティが連続登場するのもうれしいところ。マコはアーモンド形の目をしたいかにもな東洋系美女でしたが、シャオ社長はクール・ビューティ。彼女が目立ちすぎて、ヒロインのアマーラがかすんでしまったのが、ちょっと残念。

 

   怪獣の造型もなかなか独創的。きちんと強そうに見えるところがいいです。

 

   そして、なんといっても、イェーガーのかっこよさ。イェーガーには個体ごとに名前が付けられているのですが、ひときわ目を引くのが、深赤色のスリムな機体をもつセイバー・アテナ。

 

   第3作の構想もあるといううわさなので楽しみです。

 

   ただ、日本では公開終了真際ですので、みそこなった方はぜひDVDでご覧ください。前作を先に鑑賞することをお忘れなく。