桜坂洋さん原作、小畑健さん作画によるマンガ「All You Need Is Kill」(ジャンプコミックス)

 

  近未来、人類は宇宙から来た「ギタイ」と呼ばれるモンスターとの、果てしない戦いに明け暮れていました。

  キリヤ・ケイジはギタイと戦う部隊の初年兵。彼はある日、「戦場の牝犬(ビッチ)」と呼ばれるリタという少女と出会います。

  リタとともに出撃したケイジ。「サーバ」と呼ばれるアンテナ付きの強力なギタイとの戦いで、ケイジは死亡・・・・・・したはずでした。

  しかし、彼は気が付くと、出撃の前日の朝に戻っていました。

  その後も、時間のループに捉われ、サーバに殺されては、生き返るケイジ。どうすれば、ループから、生きて抜け出せるのか・・・・・・

 

 

 

  ハードなSFアクションです。原作はライトノベルですが、現代流行りの”異世界転生、主人公チート”なライトノベルとは、真逆をいく作風です。それが、アメリカで映画化(しかも、主演はトム・クルーズ!)されてしまうのですから、ほんとうにたいしたものです。

 

  私は原作を読んでいないので、マンガがどこまで原作に忠実なのかは知りません。

 

  しかし、ひとつの作品として見た場合、非常に完成度の高いマンガだと思います。コミックスで2巻という短さですが、内容は充実しています。読後の満足度は極めて高いです。

 

  小畑健さん、絵が劣化したとか言われていたので不安でしたが、本作ではきれいな作画でした。途中、リタが涙を流すシーンがあるのですが、ほんとうにきれいなシーンでした。