藤崎竜さんのSFまんが「ワークワーク(Waqwaq )」(ジャンプコミックス)

 

  女子高生の松田は、ある日突然、はるか未来の世界に召喚されてしまいます。

 

  そこは、現代文明がすっかり崩壊した世界。人々は、いくつかの村落に分かれ、主に農耕をしながら暮らしています。襲ってくる機械たちと戦いながら。

 

  機械におびえる人々を機械たちから守る役割を担っているのが”防人(さきもり)”とよばれる人間。防人は、古代の文明遺産、”護神像”から選ばれ、護神像と一体化することによって、卓越した戦闘能力と特殊能力を発揮することができます。

 

  護神像はぜんぶで7体。そんな7体のうちの1体アールマティが新たに防人に選んだのは、シオという12歳の少年。

 

  シオははるか過去から連れてこられた女子高生、松田と出会い、松田が赤い血を流すのを見て、松田のことを”神様”と呼びます。

 

  そう、この世界の人々の血は黒いのでした。

 

  いったい、そんな”黒い血の人々”と過去の人類にはどんな関係があるのか。

 

  松田は元の世界に戻れるのか。

 

  村の医者、ヨキの話によれば、元の世界に戻るためには、世界の中心にある”蜘蛛の糸”とよばれる建物に行って、そこにいる参賢者たちの助言を聞かなけれなならないということなのですが・・・・・・・

 

  シオはその話を聞いて、松田とともに、蜘蛛の糸に向かって旅立ちます。

 

  途中、襲ってくる機械たちや他の防人たち。

 

  はたして、蜘蛛の糸に無事にたどり着けるのか。

 

  そして蜘蛛の糸で待っているものとは?

 

  

 

  実は、この作品、早期連載終了、つまり、打ち切りになってしまった作品なんですよね。

 

  わかる感じもします。少年ジャンプよりも、むしろ少年サンデーでのほうが、受けそうな作品ですから。

 

  でも、私は、この作品、大好きなんですよね。

 

  黒い血の人々の正体がわかったあたりから、もうワクワクが止まらなくて。

 

  ディストピア好きな人なら、きっとはまるはず。

 

  最初、シオと敵対していて、のちになついてくる小型機械のプラちゃんが可愛い。