作品が完成してしまうと
どういう訳か、私は
完成までの過程をキレイさっぱり忘れてしまう。
どんなに手間や時間がかかって、どんなにしんどくても、
完成したら全て忘れてしまう。
制作途中で写真を撮るのは
SNSに載せるためなんだけど、
完成した後にその過程を思い出すという自分のためでもある。
こうして見ていると、
あ~、この下絵の時はここが苦労したんだった、とか
そうそう、この部分の色が難しくて悩んだのね、とか
写真を見てやっと思い出す。
そう考えると、私自身にとって、
完成したものはさほど重要ではなく…。
むしろ制作過程のほうが貴重で、それは写真も同じ。
なぜなら、完成した作品はいくらでも見られるし撮れるけれど
途中のそれは、その瞬間でないと存在しないからだ。
作ることの醍醐味とか、
作る者の楽しみというのは、
本当はそこにある。
時間も手間も精魂も込める手作業は果てしないけれど、
それこそが、作る者にしか与えられない秘密の宝物みたいなものなのかと思う。
ただ、そう思うのは制作中ではなくて
完成した後になってからなんですけどねー😅
