数日前に無事ドイツに帰国したので、
今日は旅行中の若干ぶっ飛んだ出来事を
ダイジェストでお送り致します。
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~ドイツ編~
長距離バスに乗る為並んでいたところ、
後ろの女性が突然声をかけてきた。
女性 「あの、すみません、あなたの前に割り込んでも良いですか?」
私 「え?は?あの、何故でしょうか?」
女性 「私、少しでも良い席に座りたいんです。構いませんか?」
その臆さない自己中さ、逆に清々しい。
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ふとバスの外を眺めていると、
漢字がペイントされた大型トラックが横を通り過ぎた。
まぁ『漢字=クール』な欧州ではそれほど珍しくはないのだが
お洒落な感じにデカデカと書かれていた文字が不意打ちにも
『住所不定』
だったのはいろいろと反則である。
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多分本国日本よりもよっぽど寿司の消費量が多いドイツ。
街にはスタイリッシュな寿司レストランが溢れているのだが
その中の一軒の室内をよく見ると
『寿司 漫画 愛魚』
と達筆で書かれた掛け軸がかかっていた。
漫画、全然関係ないやん。
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~スイス編~
スイスに行った時珍しくバスツアーを利用した。
乗客はほぼアメリカ人というなかなか濃いメンバーだったのだが
その中でもひと際異色を放っていたのは
バツ4でやたらハイなバスガイド(推定60代)であった。
バツ4て。
唯一のアジア人かつドイツ語圏在住の参加者だったためか
やたらとこのガイドさんに話を振られた私。
ツアー終了間近に二人でバスに向かった歩いていたところ
突如こんなことを切りだされた。
ガイド 「時に君、明日の予定は何かな?」
私 「明日ですか?チューリッヒ市内観光の予定ですが。」
ガイド 「実は明日孫に会いに行くんだが、一緒に来ないかい?」
いや、なんでやねん。
ガイド 「孫の住んでいる街は良い所でね、景色も良いしおすすめだよ。」
私 「あぁ、そうなんですね、でもご迷惑になりますので・・・。」
ガイド 「大丈夫大丈夫、ただ、残念ながら孫に会わせると
”お爺ちゃんまた女連れ?”
と言われかねないから、
君には2時間ほど隠れててもらわないといけないけどね。」
ツッコミどころ満載か。
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~イタリア編~
以前イタリア人の友人と喋った時に
ドイツの鉄道は何故いつもいつも
“時間を守ったら負けだと思っている”
とばかりに遅れるのか、と愚痴ったことがある。
その時この友人はなんとなく遠い目をして
「少なくとも、ドイツの電車は待っていれば来るじゃない」
と全くもって意味不明なフォローを入れてくれたのだが
今回のイタリア滞在4日間で私にも一つの真理が見えた。
即ち、
ドイツの電車は遅れるが、イタリアの電車はそもそも来ない。
何のアナウンスもなく遅れることなど当たり前、
何故か予告と全く違うホームに到着というのも日常。
挙句の果てには待っていた電車がふっと電光掲示板から姿を消し、
その後その電車の消息を知る者はなかった
ということすら、ごくごく普通の出来事であった。
その上酷い時には、その電光掲示板すら故障しているのである。
それで良いのか、イタリア国民よ。
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さて、現地在住の友人と街を観光した日のこと。
いざ電車に乗ろうと切符売り場に行くと、
平日の昼間にも関わらず切符売り場が完全に閉まっていた。
私 「あれ?なんで?」
友人 「あぁ、今ホリデー中だから。駅も夏休みなんでしょ。」
私 「いやでも、切符は?」
友人 「大丈夫、切符はキオスクでも買えるし。」
と言うのでキオスクに行ってみたものの、
当然のようにキオスクも夏季休暇中である。
友人 「大丈夫、よくあることよ。途中の乗り換え駅で買いましょ。」
と言う友人の言葉を信じ今度は乗り換えの駅に行ったが、
こちらはこちらで今度は券売機が大破している。
仕方がないので駅員に抗議しに行ったのだが
当の駅員のコメントは
「あぁ、もう良いよ、切符なしで乗っちゃって。」
という、大らかなのか寛容なのかアホなのか
非常に判断に苦しむ内容であった。
イタリア国民よ、本当にそれで良いのか。
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イタリア人と言えば「肉食系ナンパ男子」だと
ドイツで散々忠告された来た私。
そうは言っても私には露ほども関係ない話だと思っていたのだが
実際にイタリアに行ってみたところ
人生10回ぶんくらいナンパされるという珍事にでくわした。
これが普段からモテる系女子の身に起こった出来事なら
「はいはい、良かったですね。」
で済むところだが、
これまでの人生でナンパされたことなどない私にとっては
自慢どころかちょっとした猟奇事件。
その上うち2件は口説き文句が
「今夜僕のベッドを半分貸してあげるよ」
ときた。
イタリア共和国の未来が心配である。
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もう少しあるので次回に続く。