寝不足疲れ時差ボケのトリプルコンボに打ちのめされながら

なんとかスコットランドはグラスゴー空港に到着した私。

しかし実はあまり喜んでもいられない。


何故ならこの時、時刻は既に午後11時。

ここから始発まで時間を潰すという第二の試練が待ち構えているのである。


幸いにもグラスゴー空港には24時間営業のカフェがある為

ここでうつらうつらしながらさらに4時間程時間を潰すことに。

ちなみにこの先の段取りとしては

①午前3時に空港からバスで20分のグラスゴー駅へ行き、

②予約してある4時過ぎの中距離列車で我が町へ向かう

という流れ。うまくいけば5時半には我が家のベッドにダイブできるはずである。

そう、うまくいけば・・・。(←伏線)





さて、またしても15分おきに飛び起きながらなんとか4時間の待ち時間を潰し
(この一日で授乳中の母親の気持ちが少し分かった気がする・・・・)

3時過ぎ頃にバスでグラスゴー駅に到着したのだが、ここで一つ痛恨のミス発覚



駅舎が開いていない。




予定では駅の待合室でぬくぬくと時間を潰すつもりだったのだが

駅自体が開くのが朝の4時だと言う。

夜行列車も泊まる駅なのでてっきり24時間営業だと思っていたら、とんだ誤算であった。

仕方がないのでスーツケース片手に早朝のグラスゴーの街を徘徊。


嗚呼、なんだか行きにも見たような光景・・・。



大人しく駅の前のベンチで待っていようかとも思ったのだが

なんせ動き続けていないとそのまま召されるレベルの寒さだったため、

とにかくがむしゃらに移動。ひたすらに移動。

40分程くたくたになるまで動き回り、ようやく駅舎が開いたため

ホームで列車の準備が出来るのを白目を剥いて待っていたのだが

ふと列車に視線を向けると駅員らしき英国紳士がこちらに歩いてくる。


嗚呼、なんとなく嫌な予感。



駅員 「Good Morning, チケットを拝見できますか?」

私 「おはようございます。はいどうぞ。」

駅員 「あぁ、やっぱり。大変申し上げにくいのですが、この列車、運休になりましたよ。





神様、私最近なんかしました?






私 「次の列車に振り替えてもらえるんですよね・・・・?」

駅員 「もちろん。ですが次の列車は8時なので、他の交通機関をお使い頂いたほうが賢明かと・・・・」


他の交通機関、と言われても朝4時台に動いているのなんてもともと電車くらいのもんである。

まさかの4時間待機コース・・・・?






流石にこんな早朝の氷点下の寒空の下

うら若き乙女(註:笑うところです)を放り出すのは如何なもんかと思ったのか

その後この駅員さんが会社にかけあってくださり、

結局鉄道会社持ちでタクシーで家まで帰れることになった。

まぁ、タクシーが来るまでの間、結局1時間近く待つはめになったが・・・。


しかしうちがたまたまタクシーでも1時間半圏内だったから良かったものの、

これが万が一終点まで行く人だったらどうなっていたんだろうか。


なんにせよ、こうしてくったくたのボロ雑巾のようになりながら

私は何とか生きて再び我が町の土を踏む至ったのであった。