2026年度から、高校の保健体育の教科書に

「性暴力」や「性的同意」が本格的に載ることになりました。

 

 

それを聞いたとき、私は—— 「やっと…!」 でも、遅すぎる!! 

そんな複雑な気持ちが湧いてきたんですよね。

 

 


養護教諭として、ずっと伝えてきたこと

私は養護教諭として

子どもたちのからだや心のこと、性のことについて、ずっと大切に伝えてきました。

 

けれど、世の中の調査を見てみると

「学校で性教育を受けた記憶がない」という声があふれています。

 

 

それを目にするたび、

「私がやってきたことって、意味があったのかな?」 

そんなふうに思うことも、正直あったんですよね。

 

 

                                      

外から見えた、子どもたちの「本当の声」

養護教諭を辞め、今は外部講師として性教育を伝えています。

 

そこで出会ったのは、

 

「もっと知りたかった」 「教えてもらえなかった」 

 

そんな子どもたちの本音でした。

 

 

子どもたちは、ちゃんと知りたいと思っているんですよね。

でも、学校で教える内容(学習指導要領)だけでは

その“知りたい”には答えきれないんです。

 

 

だからこそ、学校は外部講師を呼んでくれます。

それは、「必要ない」って思っているわけじゃない。でも——

  • 時間が足りないんです。

  • 予算が取れないんです。

  • 性教育を取り入れるのは、想いのある学校だけなんです。

そんな現実があるのも、よく知っています。

 

 

「意味があるのかな?」そう思いながらも、伝え続ける理由

外部講師の仲間からは、

「こんなに時間が限られていて、意味があるのかな?」 

そんな声があがることも多いです。

 

 

でも私は、こんな高校生に出会いました。

 

「市の性教育講座を受けて、自分が彼女にしていたことが“同意がなかった”って気づきました。ごめんなさいって伝えに行ったんです。」

 

この言葉を聞いたとき、私は心の底から思いました。

 「伝え続けてよかった」って。

 

 

教科書に載る。それは「スタートライン」

教科書に「性暴力」や「性的同意」が載る。

 

これは大きな一歩です。

 

 

でも、それは“ゴール”じゃなくて、“スタートライン”。

 

 

これから問われるのは—— どうやって子どもたちに伝えるのか?ということなんですよね。

 

 

先生たちへ。

性教育って、もっと身近なものです。

 

「性教育」と聞くと、

  • 性感染症の予防

  • 危険なことを避けるための知識

そんなイメージがあるかもしれません。

 

 

でも、私はこう思っています。

 

 

性教育って——

  • 自分のからだを大切にすること

  • 自分と自分の心の関わり

  • 自分と友だち、恋人、家族、社会との関わり

 

そんな“自分と誰かの関わり方”を考える学びなんですよね。 

それは、「もっとよくしていきたい」って思えるポジティブなものなんです。

 

 

「教えなきゃ」じゃなくて

「一緒に考えよう」

先生たち自身が性教育を受けてこなかったから、どう伝えていいかわからない——

それは、あたりまえのことだと思います。

 

 

でも、「一緒に考える」ことなら、きっとできると思うんです。

 

具体的な実践方法

1. 日常の場面に結びつける:同意の具体例

「性的同意」というと難しく聞こえるかもしれませんが、日常の中に同意はあふれているんですよね。

  • 消しゴムの貸し借り

    • いつも貸してくれる子でも、毎回「貸して」「いいよ」がありますよね。

    • 今日は貸せない日だって、あるかもしれません。

  • 遊びの誘い

    • 誘われたけど、今日は気分じゃない。

    • それを「断れる」ことも「受け止められる」ことも大切ですよね。

  • 写真を撮るとき

    • ちょっと髪が乱れてるかも…そんなとき「撮っていい?」って聞かれると安心しますよね。

  • LINEのやりとり

    • 返信がすぐに来ないとき、しつこく送るのはどうだろう?

    • 相手のペースを大事にできるか、考えてみたいですよね。

 

2. ホームルームの5分でできる“もしも”ワーク

  • 「もしも、貸したくないのに“貸してよ”って何度も言われたら、どう感じますか?」

  • 「もし、急に肩をポンって叩かれたら、どんな気持ちになりますか?」

  • 「LINEの既読スルー、どう受け止めていますか?」

→「同意」って、こんなふうに日常にあることなんだって、気づく時間を作るだけでOKなんですよね!

 

3. 外部講師+先生が一緒に伝える:大人が一緒に考えることの意味

外部講師に丸投げじゃなく先生自身が参加することで

子どもたちは「身近な大人も考えてくれている」って感じられるんですよね。

 

私は授業をする前に先生に事前に声をかけておいて意見をもらうなどをしています。

これが生徒からも好評なんです。

 

子どもたちの感想には「先生の話が聞けてよかった」って声が多いです。

 

 

以前、性教育の授業で「先生方に意見を聞いてみようかな」と言ったら

体育館から先生方がさーっと逃げていったことがあるんです(笑)。

 

生徒たちはそれをしっかり見ていて

「大人としてどうなの?」という感想をくれました。

 

 

子どもたちは、大人の言葉だけじゃなく、姿勢を見ています。

先生たちが「一緒に考える」姿を見せること、それ自体が性教育になるんですよね。

 

 

性教育は、もっと幸せに生きるための学び

性のことを、「話しにくい」「避けたい」そんなネガティブなものじゃなくて——

「どうやったらもっとよくできる?」 そう考えられる、ポジティブな学びにしていきたいんです。

 

最後に、あなたへの問いかけ

性教育って、あなたにとってどんなイメージがありますか?

「もっとよくしていく」ための学びだとしたら—— 

 

 

あなたは、子どもたちに何を伝えたいですか?

 

 

 

 

 

今日のサスケさん♡

MISIAの『アイノカタチ』を目の前で熱唱して

ぎゅぅぅぅぅぅっと抱きしめた後に見てみたら…

 

「もう、いいですか?」みたいな顔…w

 

伝わらなくたって、これが私のアイノカタチですっ♡

かわいい♡