先日の母は機嫌よく散歩をして

 

周囲の植物に対しても積極的に反応。

 

これで足さえ問題なかったら

自立したひとり暮らしも可能かも。

 

母に会うたびにそんな気がして

 

私も将来ギリギリまで

ひとり暮らしを目指そうと思うのですが

 

やっぱり無理かもと実感したのはコレ。

 

帽子の上に帽子をかぶった母。

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ススキが日光にキラキラ輝いて

 

すご~く美しかったんです。

 

「ススキも仕舞いや。哀れげになっとる」

分かったような事を言っていても

頭の上には帽子がふたつ。

 

私はいつも母の帽子を持参するけど

この日はなぜか玄関に帽子が用意されてました。

 

かなりくたびれてるから持って帰ろうと思って

 

母に持ってもらってたんです。

 

膝にある帽子を見ては

かぶろうとしてうまくいかなくて止める。

 

それを何度か繰り返して

ようやく成功したわけです。

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私は何も言いませんでした。

 

帽子=かぶるものと認識してるし

それが自分の帽子だと分かったんだから

それでいいと思ったからです。

 

幸い通行人もいない地域。

 

でも人目があったところで問題なし。

 

他人にどう思われるかより

母が帽子をかぶるものと認識する方が大事。

 

だから否定したくない。

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施設に帰り着いて

 

車椅子から身を乗り出してドアを開けるのは母。

 

ドアに手をかけたのと同時に

サッと帽子をひったくって

 

スタッフさん達には

ダブル帽子を見せませんでした(笑)

 

私のとっさのこの反応

見得ではない気がするな~

 

母の尊厳を守ったつもりだけど

やっぱり変な姿を見せたくないと思うのは

 

実体以上に見せようとする見得なのかな~(笑)