抗がん剤をこわがる人は多い。

 

かつては私も抗がん剤は最悪と思い、

 

抗がん剤がいのちを縮めると信じていた。

 

そう信じるに足る体験もしていた。

 

はるか昔の体験なので、

 

そのご医療は進歩し、

 

抗がん剤だって進歩しているはずなのに、

 

進歩をまったく考慮しないで抗がん剤は悪と決めつけていた。

 

それだけ強烈な体験だったというのもある。

 

乳がんで抗がん剤治療を受けた友人が、

 

吐いて吐いて、

 

便器から離れられないくらい吐き続け、

 

熱心なクリスチャンなのに神様を恨んだと聞き、

 

彼女が神様を恨むなんて、

 

どんだけ苦しかったんだろうと戦慄したのだ。

 

彼女はパリで抗がん剤を受けたから、

 

日本人には投与量が多すぎたんじゃないかなどと思ったりもした。

 

日本の友人も咽頭がんで抗がん剤を受け、

 

自力でトイレにいくこともできないほど衰弱。

 

そして亡くなった。

 

抗がん剤で苦しんだ友人、知人の顔が浮かぶ。

 

がんという病気の怖さよりも、

 

抗がん剤のせいで亡くなったように思い、

 

抗がん剤を受けなければもっと生きられたのではないかと思ったのは、

 

近藤誠さんの影響だった。

 

近藤さんは『抗がん剤は効かない』とか、

 

『抗がん剤だけはやめなさい』とそのものズバリの本を出しているし、

 

臨床試験データを詳細に見ると固形がんに対する延命効果は認められないと明言している。

 

データにはトリックが仕掛けられていて、

 

医者すら騙されてしまうと言い切る。

 

秀才の集まる慶応医学部でも群を抜いて優秀だった近藤さんの説。

 

私は疑いもせずに信じてしまった。

 

だから子宮体がんの手術を受けた後も

 

抗がん剤だけは拒否したのだけれど、

 

たまたま偶然、勝俣先生に行きついて、

 

勝俣先生の話を聞いて愕然としつつ納得。

 

実際に抗がん剤を受けてみると、

 

心配したような副作用は皆無だった。

 

今や副作用をコントロールする支持療法がしっかりしていて、

 

吐き気もムカムカも皆無。

 

あれから7年たってるけど、

 

私は元気。

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がんだったことなど忘れて生活しています。

 

抗がん剤のおかげかもしれません。

 

皆さま、抗がん剤をこわがらないでくださいね。