だいぶ前になりますが

スピルバーグの『プライベート・ライアン』




フランスでも大ヒットしました

私はフランス語吹き替え版で見たのですが

スピルバーグの意向で

ドイツ語部分は字幕なし

つまり

ドイツ兵がしゃべる部分は何がなんでか分からない

言葉が分からないって

すご~く怖いことなんだ

分からないってことだけで

恐怖心がうまれるんです

この映画の最初の部分で

ノルマンディーに上陸しかろうじて生き残った兵士が

ドイツ兵の隠れているトーチカに

手榴弾を投げ込む場面があります

見ている私は

「よし、よくやった!つぎ行け」

なんて思ってました

同じころ

題名を忘れたけれど

ガダルカナルを舞台にした映画も見ました

こちらは日本とアメリカの戦い

アメリカ兵が日本軍の塹壕に手榴弾を投げ込むんです

見ている私はかなり焦って

「危な~いィ!!中の人が死ぬじゃな~い」

と思ってしまうんです

ドイツ人なら平気なのに

日本兵が殺されるのはイヤだったんです

後半で

一人のアメリカ兵が

銃をかまえた日本兵にぐるりと取り巻かれる場面があり

ほぼ満席だった観客の体がはっと固くなるのが分かりました

でも私は

「ぜんぜん怖くなんかないよ~」

と彼らに言ってあげたい気分

だって

み~んな日本兵なんですから~






言葉が分からないって大変なことなんだ

この二つの映画を見て、しみじみと思いました


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