医療は、まるで深海! | 美容外科医・Dr.安嶋“あじ先生”のブログ『あじブロ』

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あじまビューティークリニック・院長の安嶋康治(あじまやすはる)です。

クリニックで行っている美容医療のご紹介から、プライベートのお話まで、色々な事を書いています。
是非ご覧ください(^^)

◆美容外科専門医(JSAPS)◆
◆形成外科専門医◆

来月2月9日開催の美容医療フォーラム「カッティングエッジ2026」に向けて、そろそろスライドを作り始めています。



今回は「目から上」をテーマにしたディスカッションに登壇予定です。


「上まぶた」ではなく、「目の上」というのがポイント。


上まぶただけでなく、眉や額まで含めた上顔面を一領域と捉え、壮大にディスカッションを行う予定です。



改めてその領域について文献を調べ、データを整理し、自分のこれまでの理解と照らし合わせていく中で、

「これはもう常識だろう」

そう信じて疑っていなかったことが、実はそう単純ではないかもしれない、という事実に、今日ぶち当たりました(笑)


文献や症例写真を見直すほどに、分かっていたつもりになっていた自分の浅さを突きつけられます。


語彙力がないかもしれませんが…
医療は、奥が深い!


「まるで深海だな…」
そんな感覚になります。

怖さと、自分の無知さを思い知らされます。


医師になって20年近く経ちますが、それでもなお、「分かっていないこと」「分かった気になってはいけないこと」ばかりです。



ちょっと話がズレるかもしれませんが、

研修医を終えたばかりなのに、「名医」を自称する人が美容にはたくさんいます。日本一がたくさん!笑


丘サーファーが「俺は海を知っているぜ!」と語っている姿みたいだな、なんて思ってしまいます。
お前は海の何を知っとんねん!っていう


もちろん、最初の数年でしか見えない景色もあります。
若いからこそ持てる勢いも、 大切っちゃ大切ですけどね。


ただ一方で、
長く続けているからこそ分かる「分からなさ」も、確実に存在します。


分からないことを分からないままにせず、
分かったつもりにならず、
立ち止まって、調べて、考えて、また疑う。

それを繰り返すことが、結果的に患者さんにとって一番安全で誠実な医療につながるのだと思っています。



今回の発表も、
「新しいことを披露する」より、
「当たり前と思われていることを、もう一度疑う」
そんな視点を大切にしたいと考えています。


さて、スライド作りはまだまだこれから!
深海に潜りすぎて、たまに浮上しながら、コツコツ進めていきたいと思います!


 


いつもは10円のスティックコーヒーですが、頑張りたかった今日は、滅多に買わないスタバ!奮発!笑