クマ取り界隈?下眼瞼界隈?
というのでしょうか?
脱脂にまつわる話題で大荒れの界隈。
眼窩脂肪というのは、目玉のクッション。支え。目玉を動かす筋肉の潤滑油。
そして、一度失うと二度と取り戻せない。
そんな超大切な眼窩脂肪をたくさん取れば、見た目の問題だけでなく機能的な障害まで起こすということは、正しく形成外科学、解剖学、生理学を学んだ医師であれば当然の結果。
だから、誰もそんなことはしません。
論文でも警告されています。いや、もう論文レベルだと当然すぎて警告も逆に少ないかも。
誰もしなさすぎて、逆にそれが唯一無二の神治療として崇め奉られる、この不条理。
そんな治療で涙する人が連日受診されます。
お顔のバランスに合わないまぶたのくぼみ、目玉の奥まり…独特の顔貌です。
カウンセリングルームに入られた瞬間、何をされたのかがわかります。
もう何というか、悲しいというか、悔しいというか、何とも言えない気持ちで胸が締め付けられます。
『YouTubeで再生数が多く信じてしまった』
『もっと調べれば良かった』
皆さん共通のお言葉です。
執刀医とは、先日議論する機会がありました。
が、医療に対する考え方そのものが違いすぎて、議論にもなりませんでした。
誰のために治療をしているのか、が違いました。
私としては、ここ最近の炎上を見ていて、なんかもう…諦めというか。力が抜けるというか。
あぁ、もう、注意してくれる優しさ、気づかせてくれる有り難さが理解できない人なんだな、と。
燃え盛る火の元を消火できないのであれば、皆さんを火の近くに近づかせないように。火が燃え移らないように。
細々とでも、丁寧に、正しい下眼瞼形成について発信していきたいと思いました。
1人でも多く笑顔にする。
1人でも多く涙を止める。
思ったことを、殴り書き。
取り留めなく、すみません。