シリア 2日間で360人以上死亡
7月21日 4時42分

シリア 2日間で360人以上死亡

内戦状態に陥ったシリアでは、国防相らアサド政権幹部が殺害されたとみられる爆発が起きたことを受けて政府軍が各地で反撃に乗り出し、人権団体によりますとこの2日間で、少なくとも360人が死亡しました。

シリアでは、18日にダマスカス中心部で国防相などアサド政権幹部の3人が殺害されたとみられる爆発が起きて以降、政府軍が反撃に乗り出し、シリアの国営テレビは20日、激しい戦闘が続いてきたダマスカスのミダン地区について、「テロリストを完全に掃討した」と伝えました。
これについて、ミダン地区にいる反政府勢力の活動家はNHKの電話取材に対し、「住民を避難させるために反政府勢力の自由シリア軍がいったん地区を離れただけで、すぐに戻ってくる」と述べ、反撃する構えを見せています。
反政府勢力によりますと、ダマスカス市内での戦闘は、前日までほど激しくないものの、各地で散発的に戦闘が続いており、脱出を試みる住民が相次いでいるということです。
また、イギリスに拠点を置く人権団体によりますと、19日にシリア全土で280人以上が死亡したのに続いて、20日も少なくとも80人が死亡し、2日間の犠牲者は360人に上っています。
一方、シリアの国営テレビは20日、18日の爆発でけがをし病院で治療を受けていた治安機関トップのイクテヤール氏が死亡したと伝え、この爆発で死亡が伝えられたのは4人となりました。

監視団の活動期限延長も有効策打ち出せず

国連安全保障理事会は20日、シリアに派遣されている停戦監視団の活動期限を30日間延長する決議を採択しましたが、シリアへの対応を巡る欧米諸国とロシアなどの対立は根深く、もはや安保理として有効な対策を打ち出すことは望めないという見方も出ています。
シリアに派遣されている国連の停戦監視団の活動期限が日本時間の22日未明に切れるのを前に、安保理では20日、停戦監視団の活動期限を30日間延長することを盛り込んだ決議の採決が行われ、全会一致で採択されました。
しかし、その後記者会見したアメリカのライス国連大使は「活動期限の延長は、監視団が安全に撤退するために設けたものだ」と述べ、シリアの治安状況が改善される見通しが立たないなか、もはや非武装の監視団を現地にとどめることはできないという考えを強調しました。
これに対して、ロシアのチュルキン国連大使は「決議は撤退を意味するのではなく、監視団の任務をゆがめるべきではない」と述べ、監視団は引き続き現地にとどまるべきだと反論しました。
安 保理では前日も、アメリカやイギリスが提出したアサド政権に対する制裁決議案がロシアや中国の拒否権によって否決されており、シリアへの対応を巡る欧米諸 国とロシアなどの対立は深まる一方で、もはや安保理として有効な対策を打ち出すことは望めないという見方も各国から出ています。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120721/t10013748851000.html


シリアでの「戦争挑発」をしたとして仏外相を糾弾



駐シリア・フランス大使から糾弾されたアラン・ジュペ前外相

◆7月18日

 サルコジ政権で外相だったアラン・ジュペがシリアの紛争を誇大に見せてフランス軍の介入の動きを扇動したという話が出てきている。いずこの国でも、戦争屋というものがいるものだ。もちろんその裏にはさまざまな利害が絡んでいるのだろう。

 駐シリア大使だったシュバリエの送った情報を捻じ曲げてシリア内の騒乱を誇大に表現し、アサド政権転覆のための動きをした、とシュバリエからジュペは糾弾されているそうな。

  以下の記事を見ても、シリアで起きていたことが、当初から外国の武装勢力によるゲリラ的テロ活動であった、ということが分かる。今となってはそれも公然と したものになっているが。その外国の武装勢力の中には当のフランスの特殊部隊員も含まれる。彼らはシリア軍につかまり拘留されていたが条件付きでシリアか ら解放された。

 武装テログループは7月17日、少数のグループ(10人前後)で10ケ所以上でゲリラ攻撃を仕掛けたようだが、政権をゆるがすようなものではない。いつまでこのようなゲリラ攻撃が続くのか分からないが、彼らに資金と武器を与える者たちこそ、平和の敵である。


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●シリアでの「戦争挑発」をしたとして仏外相を糾弾
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=31904
【7月14日 Global Research】

  2012年3月19日、フランスの高官がパリ在住のアラブ人ジャーナリストたちを招待し、フランス政府内の動きを説明、特に外務省のシリアに対する姿勢に ついて語った。この高官によれば、シリアのフランス大使館閉鎖の直後、シリアのフランス大使であるエリック・シュバリエは、ジュペ外務大臣に向かって公然 と非難した、という。彼はアラン・ジュペ外相が彼の大使館レポートを無視し、内容をごまかして、もってシリアに対する戦争を挑発したと糾弾したのだ。

  2011年3月、シリアで紛争が始まった時、外務省はすばやく何が起きているかを調べるため調査班をダラアに派遣した。外務省に提出された彼らのレポート では、いくつかのデモの後に緊張状態はなくなったとあり、これはダラアの街は荒っぽく破壊されたとするアルジャジーラやフランス24のレポートと矛盾する ものであった。シュバリエ大使は事態を詳細に把握できるよう調査班の拡大を要請した。外務大臣は最初のレポートに怒りまくって、大使を電話で呼び出し、血 の弾圧が町中で起きているというように書き直すよう要求した。そこで大使はダラアの調査班の班長と外相との間の電話会議をアレンジし、そのような弾圧は起 きていないことを外相に告げるようにさせた。すると外相は大使を脅して会話は冷えた感じで終わった。

 そのすぐ後、アラン・ジュペの内閣はAFP通信社に圧力を掛けて外相の見方に沿ったニュースを公表するようにさせた。そ の後の数ヶ月間、シュバリエ大使とジュペ外相との間で激論が交わされ、2012年1月のイラン人捕虜問題とジレ・ジャキエ記者の死亡事件の時まで続いた。 この時、大使は記者として秘密裏に活動していたDGSE(対外治安総局)要員をシリアから撤退させる命令を受けた。その時が大使がジュペ外相によって進め られていた秘密作戦の重要さを理解した時だった。

 前国防大臣のアラン・ジュペは軍との強いつながりを維持しているようで、彼に忠実な情報員を信頼できるようである。

 同じ情報筋は、大使のレポートは無視されるか改ざんされると明言している。レポートがそうされることで、シリアが抗議デモと弾圧の繰り返しの苦しいサイクルの中にあるわけではなく、外部からの武装グループによって混乱が生じていることを示しているヨーロッパの同じ内容の外交レポートを送ることで、大使自身は自分の位置を強化せざるを得なかった。彼がパリに来た時、シュバリエ大使は既に自分の大臣を狼狽させることになる行政内部調査を要請していた。

  このような暴露は他にもある。別の高官は、アラン・ジュペ外相は自身の外務省といざこざがあるだけでなく、仲間である国防省と内務省とも確執がある。両省 の大臣、クロード・ゲアンとジェラール・ロンゲはババ・アムル首長国からフランス情報部員をアセフ・チャウクリ将軍と一緒に出国させることだけでなく、シ リアに拘留されていた三人のフランス人特殊部隊員の解放についても交渉した。

 15日、レバノンの親シリア紙のアド・ディヤール紙は、 レバノン国連暫定軍フランス分遣隊が再編成されていたのでエドアール・ギヨー参謀総長がレバノンを訪問した際に、3人のフランス人の囚人が引き渡されたと 明言した。シリアの高官によれば、ギヨー参謀総長は代わりに、レバノンにあるフランス軍後方作戦基地の完全な解体を自ら監督し見届けた、という。


  シュバリア大使とジュペ外相との争いは長いことくすぶっていたものだ。2011年4月4日、オンラインジャーナルのRue89はシリア系フランス人の匿名 の人物の記事を掲載した。そこには、ダラアとラタキエの反乱は、「外国勢力によってなされたとし、またメディアは事実を正しく伝えていないと確認すること で、大使は政権の代弁者になった」としている。10日後、ジョージ・バルブルノがルフィガロ紙の自分のブログで、大使は「アサド化」されたと書いた。最後 には、5月5日、フランス国営のフランス24でアラン・ジュペが監修している局で、大使のことを「反乱を矮小化している」と糾弾した。


  参謀総長のエドアール・ギヨー提督とアラン・ジュペの確執も長いこと公然としたものになっている。提督はジュペが国防大臣の時、カダフィを葬り去る計画を 前もって持っていたことを評価していない。新しい国防大臣のゲラール・ロンゲの不明瞭な支援を受けながら、リビヤに対してフランス軍を動員する命令をした 時、彼は公然と自分が不同意であることを表明した。

 付け加えると、ゲアンとジュペとの関係は悪いことで有名だ。傲慢性のいつもの表明の 一つに、アラン・ジュペはクロード・ゲアンが大統領府事務局長職を去ることをフィヨン政府に入る条件として要求したのだ。理由はジュペはゲアンと話したく ないからだった。アメリカ、イギリス、ロシアがシリア情勢を沈静化させることで合意した後、アラン・ジュペはそれでも主流メディアと共にトルコ、サウジ、 カタールの支援を当てにした。ジュペはフランスで自分が孤立していることを知った。また自己の政策を実行する手段を失ったのだ。


http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/773/


 シリア軍:武装テログループに大打撃を与えた作戦実行




作戦後押収された武装テロリストらの武器

◆7月14日

 シリアでまた大量の死者が出た、ということで、それをシリア政府のした虐殺行為だと欧米メディア(と勿論日本メディア)が発表したが、実際はシリア政府軍による武装テログループ拠点への攻撃で、大量のテロリストが殺害されたことと、その拠点には誘拐されていた市民が殺害されていたのが、発見された、というのが真相のようだ。

 以下のサイトでも、欧米主流メディアの情報筋が得たいのしれない存在からの情報を事実としてニュースに仕立てあげ、それがコピーにつぐコピーで拡大生産されて世界に拡散されている、と指摘している。
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=31893

  それによると、CNNで以下のように報じているという:「ハマ市の活動家はCNNに対して、トレイムセ市にいる住民の目撃者は彼らに対して電話で、シリア 軍が全面的攻撃を戦車と大砲で囲まれた市内にいる自由シリア軍に対して行った」とし、それが200名以上の市民の殺害につながったというのだ。

 この記事の問題点は、CNNが得たこの情報は、電話でハマ市にいる「活動家」に伝えられ、その「活動家」がそれをCNNに伝えた、という曖昧な情報をさも事実のように発表していることであり、しかも死んだ人間を「市民」として「武装テロリスト」とは言っていないことであり、その武装テロリストがこのトレイムセ市の住民を多く誘拐し既に殺害している事実を伝えていないことである。

 産経の記事では、軍の攻撃後「アラウィ派の民兵「シャッビーハ」が村を襲撃し、多くの住民を処刑した」と報じている。そして「住民のほとんどは、反体制派の主体である多数派のスンニ派である」と言っている。

 この記事の問題は、「反体制派側によれば」と、さも反体制派側の情報が信頼できるかのような前提で記事を出している点であり、また反体制派とスンニー派がさも同じことを意味するかのような書き方をし、トレイセムでの殺害された者たちがスンニー派の者たちだから、犯人はアラウィ派のアサド政府軍であり、親政府系の民兵だ、としていることだ。

 これ、すべて間違いである。 既にシリアの問題は、世界的ユダヤ系主流メディアが事実と反対のことを情報として世界に流し、それをそのまま受け取る日本などの二流メディアが更にその嘘 を拡大再生産している、という点にあることをずっとこのROCKWAY EXPRESSでは指摘してきた。今回もそのシナリオ通りの展開となっている。

 武器を取って政府軍に反抗する者たちは、反乱者となるから、当然政府軍は鎮圧をする。トレイセムの町が武装テロリストによって乗っ取られ、その救出のための今回の作戦で、特にテロリストの拠点地域に対して攻撃をし、市の解放作戦を実行したのが真相である。その後、その拠点には武装テロリストに従順でなかった市民らが既に殺されているのを政府軍が発見したのである。その事実の詳細を一切無視して、政府軍が市民を200人以上虐殺した、と報じたのが欧米ユダヤ系主流メディアである。

 国連の潘基文事務総長は、安保理など国連加盟国に対し「集団的な断固とした措置を求める」との声明を出した、と相変わらず欧米側の情報のシナリオ通りの動きをして、お馬鹿ぶりを発揮している。このままではこの狂った世界はもうしばらく続きそうである。しかしそう長いことはない、と思いたいし、そう思われる。2012年も後半に入り、世界の天変地異と経済悪化がいよいよ顕著になりだしているからだ。


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●シリア軍:武装テログループに大打撃を与えた作戦実行
http://www.sana.sy/eng/21/2012/07/13/431278.htm
【7月13日 SANA】

  軍情報筋は13日、ハマ地区のアル・トレイムセ市に対し12日朝、軍部隊が「精密な作戦」を行った、と語った。その目的は、そこが武装テログループの集合 場所であり、また彼らの指導者らの居場所であり市民を誘拐し拷問する際に後方基地となっている場所のため、そこを壊滅状態に追いやることであった。

 この作戦は、このアル・トレイムセ市の住民からの嘆願に対する対応としてなされたものだ、とこの軍情報筋は語った。アル・トレイムセ市は、武装テログループの様々な犯罪行為に晒されてきていた。その犯罪の中には殺害、住居の爆破なども含まれる。

 この作戦はモニター活動と正確な情報を市民の協力を受けながら検討した後に実行された。

 この武装テログループの拠点は破壊され、多くのテロリスト・メンバーがこの作戦で殺害されたと情報筋は語った。また大量の武器と書類も押収された。その中には一つのトルコ国籍も含む非シリア人のパスポートも含まれている。

  この軍情報筋は、押収した武器の中には、機関銃45丁、NATO狙撃銃13丁、RPGロケットランチャー9基、BKCマシンガン7丁、迫撃砲3基、手製ロ ケット3個、空気銃14丁、拳銃10丁、迫撃砲弾24発、RPG弾32発、機関銃弾倉53個、狙撃銃弾倉30個、爆弾8個、手りゅう弾10発、起爆装置 150個、狙撃銃弾1500発、BKCマシンガン銃弾5000発、機関銃弾4200発、拳銃弾丸500発、ガスマスク7個、プリズム双眼鏡5個、無線衛星 装置25機、シールド30個などで、その他にも爆発物を作る原料、爆発物、大量の火薬、TNTテンプレート、C4原料、軍装品、盗難車、登録免許などがあ る、と語った。



押収された武器


 この武装テログループへの作戦後、拠点を調べると誘拐されていた住民の多くの死体を発見したとこの情報筋は語った。

 情報筋は軍は市民の防衛のため、そして武装テロリストに対抗するため常に出動できる態勢にあり準備できていると強調した。

 またこの軍情報筋は武装テロリストの拠点のありかを特定してくれ軍に協力してくれた住民に対する感謝の念を表明した。


http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/770/