軽度のASD&IQ130の小2三男の話。
ある日のこと。
三男が大切にしていたおもちゃを二男が誤って壊してしまいました。
二男は「ごめん。壊しちゃた。」
と謝ったのですが、三男は激怒!
「ふざけんな!壊しやがって!」
とても大きな声で怒鳴り付けました。
それに対して二男は
「謝ってるのに、なんでそんな風に怒鳴られなきゃいけないんや!!」
と売り言葉に買い言葉。
あー、あかんわ。
この流れ。
三男くんの気持ちはよくわかる。
わかるよ。
大事にしていたおもちゃだもん、壊されたら悲しいし、怒りたくもなるよ。
わかる。
でもさ、そんな大声で怒鳴り付けたらアカンと思う。
二男も素直に謝ったんだし…。
だから許しなさいとは言わない。
「ごめんね」
「いいよ」
のやり取りはナンセンスだと思うから。
だってさ、謝ったら許さなきゃいけないっておかしいでしょ?
そんな心がない対応はいらないわ。
でもね。
怒鳴り付けるのは違うなぁって思う。
二男も、謝ったんやし許してもらえて当然!っていう気持ちは間違いやわ。
そんなすぐに許せる??
許せないやろ?
私はそんなことを考えながら、二人のやり取りを傍観してました。
口に出さずにただ、ただ見てました。
そしたら三男が
「お母さん!二男くんがおれのおもちゃを壊した!」
って言いに来たんです。
「そうなんや。ほんまや、壊れてしまってるな。わざと壊されたん?」
と聞くと
三男は
「いや。そうじゃない。使い方が下手だから壊したんだと思う。」
と答える。
「そうなんやね。でもこれは嫌な気持ちになるわ。」
と返事をすると、三男は私のもとから離れて行って、暫く壁に向かってふて腐れてました。
そして、時間にして10分くらい経った頃、三男が二男に
「さっきは大きな声だしてごめん。でも、壊されて嫌な気持ちになった。」
って言ったんです。
驚きました。
三男くん、今回気持ちの整理にかかる時間がとても短かったし、自分のダメだったところをちゃんと自覚して謝って。
そして、「嫌だった」ことを伝えられました。
成長してます。
端から見たら当たり前のことかもしれませんが、三男がこのやり取りを自力でやり遂げたことは、ものすごい成長です。
少しずつ少しずつ、出来ることを積み上げて。
お母さんはとても嬉しかったです。
