小学2年生で発達障がいを疑われている三男。


その三男の個人懇談があり、通常級と支援級のそれぞれの担任の先生とお話をさせていただきました。


この1年間の目標をどこにおくか、

本人は何を望んでいるか、

お母さんは何を望んでいるか、

学校が考えていること。


それらを擦り合わせる、いわゆる


「合理的配慮のための合意形成」


をしてきました。



合理的配慮とは。

「障がいのある子どもが、他の子どもと平等に『教育を受ける権利』を享有・行使することをかくほするために、学校の設置者及び学校が必要かつ適当な変更・調整を行うことであり、障がいのある子どもに対し、その状況に応じて、学校教育を受ける場合に個別に必要とされるもの」であり、「学校の設置者及び学校に対しては体裁面、財政面において、均衡を失くした又は過度の負担を課さないもの」

~小中学校でできる「合理的配慮」のための授業アイデア集より抜粋~




1年生の頃とは違い、今はとても落ち着いていて、何がきっかけでこんなにも変わったのか気になるところ。

いや、もしかしたら、私の見えないところ(学校など)では暴れたりしてるのかもしれない…。


まずは、ここを先生にお聞きしました。



去年の三男を知ってる担任の先生は


「実は、三男くんをこのクラスに迎え入れる前に、去年の担任のM先生と打ち合わせしてたんです。

三男くんが少しでも過ごしやすくなるように。

興奮して気持ちがざわざわした時、どうしてあげたらクールダウンできるか。

でも、受け入れる前からこの子はこういう子と決めつけてしまうのは、三男くんに対して失礼なんじゃないかと思い、とりあえず会って関わってから対応することにしました。


そしたら、あれ?去年と全然違うやん?って思ったんです。

あ、まずいな、これ、暴れるかもなと思ったシーンがこれまでに何回かあったんですが、大きな声を出すこともせず、その場で暴れもせず。


私のところに来て『こういうことを言われて嫌な気持ちになった』って言うんですね。


ふんふん、そうやな、それは嫌やな。

で、三男くんはどうしたいのかな?と聞くと、『どうもしなくていい。』と言ってまた輪に戻るんです。


私に言いにきて消化して気持ちを切り替えるという方法を自分で見つけたんです。


私はとても驚きました。自分をちゃんと客観的に見れているんですよね。


自分の気持ちの切り替え方を、ちゃんと考えて過ごしていることにちょっと感動してしまいました。

今のところ、本当にトラブルゼロらしいんです。




そして、家での様子もお伝えさせていただきました。


私は三男のことを「欲深い」とよく言っているのですが、先生曰く

「欲深いのではなく、きっちりしてないと嫌だという彼の一面なんじゃないでしょうか。」

と。


例えば、おやつ。

三兄弟なので、三等分にして渡しているのですが、この時三男はとても量を気にします。

ポテトチップの枚数まで数えるほど。

見た感じ何となく同じ量だしいいじゃん。

って私は思うのですが。


先生曰く、

三男は自分の分を多くしたいのではなく、みんな同じ量にきっちりしたいだけ。


これはあらゆるところに出ていて、体育でやってるマット運動も納得がいく形になるまで何度もトライしたり、書字もとてもきれいなのに納得のいく字になるまで書き直すなど。


他人から見たら、そんなん適当にやっといたらいいねんでって思うこと。

でも、三男は


「適当にやること」が苦痛で、ちゃんとしたい、ちゃんとする方が落ち着く


とのこと。


なるほど目



支援級では、パーテーションを使って1人の空間で1人で過ごさせてもらっているそうです。


三男くんにとって、わちゃわちゃした教室のような空間にずっと身を置くことがしんどいんじゃないかなとおっしゃっていました。


だから、1日に何回か支援級で、1人の空間で過ごせる時間ができて、気持ちをリセットできているんじゃないかと。


去年は三男くんにとって苦痛な空間にずっと身を置いてしんどかったんじゃないかなと思いますと。



先生方も、去年の三男を見てきて、今年どんな形で支援していくか、結構気合いが入っていたそうなんです(笑)


ところが、今年の三男を見て驚いているんだそうです。


三男の変化は家だけでなく、学校でもあったんですね。


とは言え、支援級で1人になる時間が必要だったり、連絡帳の書き写す量を減らしてもらったり、他の子と比べたらたくさんのサポートが必要で、そのサポートがあるから今があるので、そこをどうするか話をしました。



★連絡帳は必要最低限のことだけを書き写す。


★国語と算数の授業は支援級で受ける

(基本、先生と1:1)


★支援級での授業は、

10~15分クラスのみんなと同じ課題をする

5分トランポリンなどでリハビリ的なことをし気分転換

15分先取り学習(国語のみ)

残った時間は読書


★掃除場所

みんなはローテーションで週変わりだが、三男は固定。




とりあえずこんな感じになりました。



もう少しでadosの検査結果を踏まえて、小児神経専門医と話があります。

それによって、また多少変更もあるかもしれませんが、とりあえず1年間はこの方針でやっていくことになりました。



【あとがき】

私は我が子が合理的配慮を受けることに対して、申し訳なさが先立ちます。

発達障がいはわがままだとか、定型発達の子と同じクラスにいてもらいたくないとか、配慮という名の特別待遇だとか…。

そのような声を聞くし、その気持ちもわからなくないし、実際、発達障がいをきちんと理解しきれていない私も「できない、やらないはわがままや。」と思うこともあります。

でも、やりたくてもやることができない特性を持っていて、なんで自分はみんなと同じことができないんだと辛い気持ちでいることを理解してあげないとなと思っています。

三男1人にたくさんの先生が関わりサポートしてくださっていることに、感謝の気持ちでいっぱいです。



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