別れた連れ合いが残して行ったハムスターのご飯を買いに行ったペットショップに居たのがマディでした。


そこには…同じダッチ柄の子が二人。グレーとクリーム色。


二人とも、とても小さくて。
初老の御夫婦が店員と商談していて、決めあぐねてたのを覚えています。



クリームはグレーに踏んづけられたりしていて、
ボケっと見ていた父ちゃんは…いつしか、『お前が残ったら、連れ帰っちゃるけえの。そしたら…一緒に暮らすで!』って思った。



それが。マディでした。



グレーの子が残っても、
連れ帰ることはなかったです。
踏んづけられても、
這い上がる、クリームの子じゃなくてはならなかったんです。

元来、反骨精神の強い父ちゃん。当時の自分の置かれた状況もありました。
多分、知らず知らず、自分に重ねていたのだと思います。