3人居たとします。
A君、B君、C君です。
指示は、
1、指定の位置に立ちボールを持つ
2、的を狙い、ボールを投げる
3、結果を一緒に数える
といった物でした。
教員は始めに
子供達には壁に貼ってある絵カードを指差しながら
これからのゲームを説明し
1番の子から最後の子まで毎度、
ボールを持たせて、絵カード使わず会話で指示します。

スキルを持った大人だったら単純作業にはなりますが、
自閉症の子がルールを把握し
そのまま指示に従うのは大変に集中力と記憶力が必要になります。、
横には絵カードによる指示もありますが、
彼等にとっては、横に絵カードよりも目の前の課題と視界が気になり
壁に貼っている絵カードを観る事はありません。
先生も、ゲーム性と指示を集中して聞く事を大切にして欲しい為に
集中して指示を聞く本能を大切にしたいという意図があるので
再度、絵カードを注目させずに支援します。
場面に弱い子や視線が集中する事が苦手な子、
または聴覚過敏によりクラスメイトの子の声が耳についてしまう子や
手先や運動能力が弱い子もいるので、
指示を把握する事も労力かかりますが様々な難題が重なり
Aの視線を遅れたり行動が取れても労力がかかってしまいます。

B君。
この子はADHDが併発しているので的を狙う事が難しくなります。
結果が悪くなりやすい事もあり、
自己険悪になったり自己否定にも繋がりやすくなります。
ただし、周囲と一緒に笑い終了した場合は和やかにはなるかも知れませんが
苦手な事を対面した時は、笑ってごまかしたり笑って逃げる修正が生まれます。
これは、小さい年齢や学生時代の誤った学習は
社会人になった時にかなりのハンディになる為に周囲は笑わない必用があり。
落ち着いて的を見て御頑張ってみようという声掛けと。
ゆっくりでいいよという声掛けの肯定的なアドバイスが必要になります。
家庭では、この支援を常に受けているという事を想定する必要があり。
またまた、子供は教員から残念だったね、よく頑張ったねという声掛けがあるのも
想定する必要もあり。
アフターフォローとして、連絡帳と日程表を把握してから
先生の話をよく聞いたね、○○やった?△△楽しそうだったねという
答えやすい質問と、引き出しやすい単語を出し、
今日あった事を聞き把握する必要があります。
因みに、Bはうちの子(笑)
A君に続き、B君も労力がかかっています。

C君については、投げる行動は今回していません。
しかし、ボールをそのままの動きでしているという事は
1、指定の位置に立ちボールを持つ
2、的を狙い、ボールを投げる
3、結果を一緒に数える
という指示をしっかりと把握しているのと
投げられたボールがどうなってしまうかの意味と、
ボールがどのような結果の意味を
誰よりも理解しているのです。
なので、彼は持ちながら移動はしていますが
ボールを両手で回転させる様に動かしながら
的へと当てる動作をしています。
(C君はボールを投げれる子なので、
両手でボールを持つというのは
回転させる演出をしなければと
思ったのかもしれません。)
それは、拘りなのではなく
ボールをスタート地点から持ち、
ゴール的へ付けるという事なので
ルールとして合っている行為なのです。
彼はカメラアイになっており。
ミニコンマの秒数を彼は集中して観ているという事になります。
これは、どんなに洞察力ある人でも
スローモーションで撮影できる物でないと難しい行為です。
つまり、ずば抜けた集中力とずば抜けた洞察力が伺えます。
この洞察力と合っている行為を思うと、
ボールを回転させる動作は
A君とB君の投げられたボールを見て行なった
模倣動作へとなります。
因みに、C君は他の課題でも
結果を理解しながら投げる物を回転させながら
ゴール前から回転させていました。
彼が指示を聞き把握し、仕事の意味合いを理解すると言う
2つの行動を毎度するという事は
普通の子なら1つの指示だけ把握して行動すればいいものを
2つの事を考えながら体を動かさなければならないという事で
彼の中でかなりの労力使ってるのです。
勿論、C君を包む大人達は分りやすく支援しているのですが
彼は独特の優れた能力がある為に労力がかかってしまうのです。
もう一つ言える事ならば、
A君~C君の指示と行動は様々でしたが
それぞれが前のお友達の行動を模倣しています。
2回~3回あたりになると、
彼等なりに実体験して学ぶのもありますが
模倣から学んでいるのです。
※ADHDの併発が強い子供は、逆に模倣が加わる事で
次からの行動が失敗してしまう事もあります。
模倣から学ぶ事については、これの前のブログの
動画を見て頂きますと幸いです。
模倣が弱い子には有り難い
特別支援教育の少人数の大切さが伺えると思います。
ここで、A君~C君と3人の例を出しましたが
ほんと、自閉症には様々な症状があります。
ここに出てきた3人に言える事は
大人が思ってる程以上に、
彼等は先生達に助けられ育てられていて
親達は学校生活でどれだけ頑張ってるか、
そして疲れて帰ってくるかを理解してあげる事に思います。
家の扉をくぐった後に
突然荒れる子、お腹が空く子、
トイレに行きたくなる子、眠くなる子
沢山いると思いますが全てを許してあげる気持ちが
必用かもしれませんね。
最近、授業参観があったのですが
日頃、ADHDも併発しているという事で
気を使ってはいたのですが
まさか、家庭に帰った後の
アフタフォローもADHDへの子は自閉症の子とは
また変わってくる物だとは気付きませんでした。
最近は、視力問題勃発。
そんな中で、
ADHDと自閉症の併発児は親も併用した育児が
必用だという事を学ばされました。
こういう子達って、ほんと併発するの多いよね(笑)
あぁ、何という我儘ボディではなく
我儘サイエンスな世界の育児生活(笑)
ゴールデンウイークが終わり、
やっと今はいつもの生活を取り戻した頃。
あ~良かったと思えば来月は夏休み。
