また、過去の記憶のお話です。
「ああ、私って無力なんだ。」
何度思った事でしょう。
私の残っている幼少の記憶は
殆どが悔しかった思い出です。
恐かった思い出よりも、
悔しいけど自分ではどうにも出来ないというやるせなさ。
私の残っている幼少の記憶の殆どは
自分のせいでもなく他人のせいでもない話です。
その中で、一番といっていい程にハッキリしてる思い出を書きます。
もう何十年も前になってしまいますが
昨日の事の様に覚えてる話。
多分、これは私が生まれてから
今思うと自意識が出てきた頃だったんだと思います。
水着は黄色。
そして、白のライン。
歩きに自信がついて来た頃。
父の話では、私は1歳で歩いてたので
1歳前後なんだと思います。
場所は海でした。
しかし、ドロ水。
私が日頃、水着を着て遊ぶ様な綺麗な水ではなく
ドロな海。
何で?
何で兄達はこんなドロの中を楽しいの?
子供の様に楽しそうにはしゃく意味が分りません。
でも、何でだろう。
私もやってみたい。
父はパラソルの下で寝ています。
母も兄達を見てるだけ。
私はパラソルの下で父の横。
自分は無力なのを解ってたので、父に行こうと頼みました。
しかし、父は眠たい様子。
もういいや。
私一人で!!
決意を持ち、兄達の所へ
遊びたいというよりも、
あんた達、何が楽しいの?と。
でも、父は私を引っ張り
お前はいいんだよ、寝なさいと。
え?
私はヤダ!!遊びたい!!
私はあっちに行きたい!!
父は無理矢理、私を抱っこしてトントントン・・・
うっ・・・・
↑まさに、うっ・・・って感じ。
悔しいかな、眠らされそう。
悔しい。
私はいつもこう。
いつもこうなんだ。
寝かされる。
悔しい、眠い。
やっぱり私は無力なんだ。
悔しいけど、無力なんだ。
また、私は昼寝させられるんだ。
この悔しさが。
水着の黄色が気に入らないとか、
帽子がダサくて嫌とか、
そんな事よりも、兄達は楽しそうなのに
無力で眠くなってしまう事の悔しさ。
残念ながら、当時の私には
いつか兄達の様に!!と大きくなる自分が想像できませんでした。
悔しさの中にいるのは、いつも現実。
当時の記憶から、母親になった自分を振り返ると
こんな赤ちゃんみたいな子供でも、
大人のいう事は聞かなければと理解出来ていて
従わなければ自分は生きていけないのは本能的には解っている。
しかし、小さくても一丁前に悔しい気持ちは大人と同じ。
悔しかった思い出はまだあるので、書きたいと思います。