淡路島から魂の目覚めを届ける
覚醒クリスタルヒーラー 長尾知世子です。
我が家の庭の金木犀が
咲き始めました。
まだ完全には開いていないのに
窓を開けると
ふわっと甘い香りが漂ってきます。
ああ、今年も
この季節がやってきたんだな~
私にとって金木犀は
ただの秋の花ではありません。
とても大切な思い出が詰まった
宝物のような存在です。
私は、生まれたときから
金木犀のある家で育ちました。
子どもの頃
毎年この香りが漂い始めると
「秋が来たんだな」
と思いながら過ごしていました。
当時、私にはほとんど
友達がいませんでした。
だから、金木犀のある庭で
兄弟たちと遊んだり
ひとりで庭の草花を眺めたりと
庭は、私の大切な居場所でした。
両親と兄弟たち5人に囲まれて
穏やかで、温かく
幸せな子ども時代。
そんな日々が、ずっと
続いていくのだと思っていました。
ところが、12歳の時
母が突然、病気で亡くなりました。
あまりにも突然のことで・・・
それまで当たり前だった幸せな日々が
一瞬にして
終わってしまいました。
その後、私たちは
引っ越すことになりました。
新しい家での生活。
それまでとは何もかもが
変わってしまったような
暗く悲しい時間でした。
でも・・・
その家にも金木犀があったのです。
秋になると、また
あの懐かしい香りが漂ってきました。
そして不思議なことに
その香りを嗅ぐと
私の心はすぐに
昔の家に戻っていくのです。
愛する母が生きていた頃。
両親に見守られ
兄弟たちと庭で遊んでいた頃。
何気ない毎日が幸せだった
あの頃へ。
香りは、記憶と深く
結びつきやすいと言われています。
私にとって金木犀の香りは
まさに幸せだった子ども時代を
呼び起こす「記憶のスイッチ」でした。
いつしか私の中で
金木犀=幸せだった子ども時代。
金木犀=両親に愛され
見守られていた時間。
そんなふうに結びついていったのです。
あれから
何十年もの月日が流れました。
それでも毎年
金木犀の香りが漂い始めると
私はあの頃の自分に戻ります。
悲しかった母との別れ。
でも、その悲しみだけではなく
母と一緒に過ごした幸せな時間も
金木犀がそっと
思い出させてくれるのです。
そして、金木犀が満開を過ぎると
小さなオレンジ色の花が
一枚、また一枚と
地面に落ちていきます。
やがて庭いっぱいに花が散ると
まるでオレンジ色の絨毯のよう。
その景色を見ると
私は心の中で願います。
「また来年も、金木犀の花を
見ることができますように」
「また来年も、この甘い香りを
嗅ぐことができますように」
毎年、同じ願いを繰り返しています。
金木犀は、私にとって
幸せを運んでくれる花♡
そして、遠い昔の大切な記憶を
今もそっと抱きしめさせてくれる花です。
今年もまた
甘く優しい香りに包まれながら、
幸せだった子どもの頃の自分に
会いに行こうと思います。
金木犀は、私にとって
かけがえのない思い出の宝物です。
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