みなさんには、自分がこんな風になりたいと思う人、つまり、ロールモデルはいますか?
私にはロールモデル(にしようと私が勝手に決めた人
)が何人かいますが、そのうちの1人がクライアント企業のプロジェクトマネジャーだったMさんです。Mさんとのお付き合いはプロジェクト期間の半年間だけ、その後お会いしたのも数度だったにも関わらず、とても印象に残っていると同時に、私に「ああいうリーダーになりたいな」と思わせてくれる人です。
また、Mさんは、私だけでなく他のコンサルタントからも好かれ、一目置かれていました。
なぜMさんに多くの人が惹かれるのだろう・・・。改めて考えてみると気づく点は4つ:
◆自分の仕事を愛している
Mさんの専門はロジスティックス(物流)でしたが、Mさんがその仕事をすごく愛していました。それはMさんと話をするとすぐわかります。
「俺はこの仕事がすごく好きなんや。だから、〇〇ができるようにしたいんや。」 仕事について語るとき、Mさんはすごく無邪気で、それこそ子供が自分の好きなプラモデルについて語っているかのようでした。
そんな彼の熱い思いは伝染病のようなものです。話を聞いていると、ついついこちらも何とかできることをしたいという気持ちになります。
◆人と問題を切り分けている
Mさんが人に好かれているからといって、Mさんが何でもOKを出してくれるタイプだったかというとそうではありませんでした。
むしろ、できていないことやこうして欲しいという要望については、厳しく要求する人でした。
なのに、なぜそれでもMさんは人に好かれていたのだろう(なぜ私はMさんに惹かれるのだろう)・・・。
考えてみると、Mさんはそういった問題と人を切り分けていたように思います。
つまり、仕事上の問題やリクエストはきっちりと要求する。厳しい態度にも出る。でも、それはそれ、仕事上のこと。一方で、ランチや休憩時間は相変わらず人懐っこく、かつ、情の深い態度は変わりませんでした。
◆人を愛している
Mさんは人を愛していたように思います。どんなに仕事上対立する人であっても期待通りに動いてくれない人であったとしても・・・。
正直、なぜそう感じたのか、いまだ理由がはっきりしません。
人を悪くいうことがなかったからか、それとも、どんな人についても(辞めさせるのではなく)その人が発揮できる場所を見つけようとしたからなのか・・・。
理由はわからないのですが、なぜか「この人は人が好きなんだなあ」、そう感じました。
またどんなに小さいことにでも、何かしてもらったことがあればお礼をきっちり言っていた姿を思い出します。
◆態度に一貫性がある
これまで3点挙げてきましたが、それらの態度がぶれることはありませんでした。少なくとも、私の目からみてぶれたと思えるようなことは一度もありませんでした。
Mさんにはゆるぎない軸があるかのように見えました。
もちろん、素晴らしいリーダーの大前提としてMさんが有能であったということがあります。が、有能だけではリーダーは務まらないことは世に言われるとおりです。
Mさんには有能、プラス、何があったのか? 私の目には上記4つの点が心に残っています。
そしてそれは、私が自分のありたい姿を描く上で、少なからず影響を与えています。
みなさんのロールモデルはどなたですか?
そのロールモデルのどんなところに惹かれるのでしょうか?