今週のシアトルは天気がとても良いです。昨日も今日も上着なし、半袖のTシャツ姿でショッピングに行ったほど。初夏日和!


しかし予報によると、また今週末から下り坂らしいんです。なんかねぇ~、週末に雨っての、まじテンション下がってしまいますよね。


気候が暑くなると、我が家は晩御飯にサラダが頻繁に登場します。サラダと言ってもうちのはどれも桁外れなボリュームなので、これだけでお腹いっぱいになります。かんかん照りの太陽の下、冷たい泡を飲みながら食べるサラダ。これ以上のご馳走はございましぇん。


チキンシーザーサラダ~2011年・第一弾~

以前に紹介したサラダである上に、今年はサラダシーズンが始まったばかり。シーズン中何度か登場しそうなお気に入り&イチオシのサラダなので、~2011年・第一弾~と名づけて分類することに致しました。


日本に夫婦で逆移住した頃、イギリスとの違いでまず不自由をしたのが、昼間に気軽にお酒を飲める店が少ないってことでした。レストランやホテルに行けば飲めますが、それとは違うんです。私らが入りたい店は、お茶代わりに冷たいビールがぐいっと飲める店。


その点、イギリスはパブと言う"居酒屋版コンビニ”がそこら中にあるので、昼間でも食べ物を注文しなくても、ビールに限らずどんなお酒でも飲めます。しかし、これがイギリス人をだらしなくしてる原因でもあるんです!


ロンドンの金融街・シティーにあるパブは、どこでもランチタイムになると、お昼休みにビールやワインを飲みながら食事をしに来た銀行員や証券マンで満員です。中には飲むだけが目的で、食事は飲んだ後、帰り道にサンドイッチを買っている人さえいます。


その上この銀行員や証券マン達、お昼休みは1時間と会社から決められているのに、時間を越えても時計を気にする風もなく、だらだら、だらだら平気で2~3時間飲んで、くっちゃべってパブに居座るんです。


日本でなら即刻クビ!でも、イギリスではこれが許されるんです!なぜなら、上司も同じことしてるから部下にだけうるさく言えませんやん。(爆)


飲むことになったら何でも言い訳にしてしまうイギリス人。部の誰かの誕生日なんて日は、上司筆頭に、部全員でパブに消え失せ、夕方終業時間ごろまで帰ってきません。


私はこの昼休みに酒を飲むことを、"リキッドランチ”と名づけていました。そして、シティーで勤めていた頃、私もやっぱり週に1回金曜日には必ず、親友とリキッドランチをお決まりの店で、お決まりの冷たいワインを飲みながら、時間も気にせずするのが楽しみでした。


そのリキッドランチの時に必ず私ら二人が食べていたのが、チキンシーザー風のサラダでした。


普通のシーザーはレタス、チーズ、クルトンをドレッシングで和えたシンプルなものですが、その店のサラダはそれに加え、グリルした鶏胸肉、カリカリに焼いたベーコン、トマトやパプリカ、きゅうりなどの野菜も入り、ドレッシングは別になって運ばれてくるんです。


そのサラダが実に旨かった!ボリュームがあるのでお腹が一杯になるし、何よりも冷えたワインによぉ合う!(笑)


いまだに私はイギリスに帰省し親友と再会する時は、必ずこのパブでランチタイムに待ち合わせし、お決まりの白ワインにこのサラダを注文しています。


我が家のチキンシーザーサラダは、このイギリス時代に私が通い続けた、ロンドン・シティーにあるパブのサラダの自宅再現です。


まずはクルトンの準備。口に入れたらもごもごする程大きなクルトンが好きな私は、サラダの時はスープ用より更に大きくパンをカットします。HBで焼いた食パン1枚を約2cm角に切り、200度のオーブンでこんがり焼きました。

和・美・Savvy Cooking

クルトンの準備が済んだら、このサラダのメインの材料・鶏胸肉を焼きます。塩こしょうで下味をつけ、オリーブオイルを引きしっかり熱したフライパンで両面をこんがりと焼きます。今回は自家製ハーブ風味のレモンペッパー で下味をつけました。

和・美・Savvy Cooking

ちなみにこの日は、鶏肉が焼きあがる寸前にお酒をちょっと回し、1分程度蓋をして蒸し焼きにし、この通り照りをつけてみました。完全に冷めたら食べやすい厚さに切ります。

和・美・Savvy Cooking

日本に帰ると、ノンオイルの和風ドレッシングは好きでよく買いますが、それを除き、市販のドレッシングと言うのは私は滅多に買いません。美味しいのに出会うことが殆どないからです。特にシーザードレッシングは、これまで美味しいのに一度も当たらなかった!


自宅で作るシーザードレッシングは最高に美味しいです。卵、にんにく、アンチョビ、レモン。それらの材料をマヨネーズを作る時の要領で泡だて器で混ぜ合わせながら、オリーブオイルを糸のように細く加えて行きます。オイル注ぎの担当はいつも旦那です。(笑)

和・美・Savvy Cooking

ふんわりと空気をたっぷり含んだ自家製シーザードレッシングが出来上がりました!サンドイッチのソースにしても美味しいし、以前これで冷製スパゲティーを作ったらパスタにもとってもよく合いました。フライドポテトともベストマッチです。

和・美・Savvy Cooking

我が家のチキンシーザーサラダのレシピはこちら です。また、このドレッシングを使って作った冷製パスタのレシピはこちら 。多分私の料理のレパートリーの中で、ベスト3に入るのがこのドレッシングだと思います。兎に角、激旨です!


お皿にたっぷりコスレタスを盛り、カリカリに焼いたベーコン、野菜ピーラーで削ったパルメザンチーズをトッピングします。


その上にこんがり焼いたチキンを大胆に載せ、クルトンとチェリートマトを回りに飾って、ドレッシングは別付けで食卓へ。あのパブのサラダよりずっと豪華に出来上がりました。

最近は日が長くなり、我が家が晩御飯を食べる7時半ごろでも、天気のよい日はこの上の写真の通り、ブラインドの隙間から太陽が射しています。


その1日の終わりの残照がダイニングを柔らかなイエローで包み、まるで常夏の島のプールサイドに設けられた、パラソルの下で食べているようなシーンを醸し出してくれ、実にいいムード!


そう言えば、夏の暑い時には、あのパブの裏庭に設けられたテーブルで、冷たいワインを飲みながらチキンシーザーサラダを食べたっけ...今頃友達はどうしているんだろう...そんなことを思いながら食べた晩御飯でした。

各国料理(レシピ)へ