夕べの献立で、アイリッシュシチューにダンプリングやパンの代わりに焼いた、これ!


アイリッシュソーダースコーン

クッキングリッシュの会

スコーンと言えばジャムやクリームをたっぷり塗って、熱い紅茶と一緒に頂くお菓子とばかり思っていた私。今年の初めアイルランドを旅し、ダブリンのパブでシチューと共に出て来たのを見て、初めて、食事の時にもパン代わりに食べることを知りました。


考えてみれば、スコーンと言うのは確かスコットランド発祥(?)で、元は鉄板の上で焼いた簡易ブレッドだったはず。アメリカではビスケットの名で、クラムチャウダーなどと供にサーブされるのだから、食事の時に食べても全然おかしくはないんですよね。


私はこれまでふかふかの、冷めても硬くならないスコーンを焼くのに必死になっていました。そして最終的にサワークリームと卵を使って、念願のふかふかスコーンを焼くのに成功しました。


しかしいざふかふかのスコーンが出来上がって食べてみると、確かに美味しいのだけれど、ドライさに欠け物足りなさを感じました。


スコーンをふかふかに焼こうとすること自体、邪道なんだと認識!


お茶やスープで流しながら食べないと、ドライで口の中でもくもくしてしまう様なスコーンこそが、本物のスコーンと呼ばれる簡易ブレッドであることを実感しました。


このアイリッシュソーダースコーンも、ふかふかなスコーンに仕上げたいと思い、材料をあれこれ工夫し数回試作しました。でも、もう無駄な抵抗は止めます。


アイルランドの素朴な味に仕上げるため、ソーダーブレッドのような重みのあるドライなスコーンに焼き上げました。どうしてもふかふかのスコーンがと言う方は、こちらのレシピ のスコーンを焼いてみて下さい。


<材料 6~7cmの丸型8~9個分>

全粒粉...220g
小麦粉...220g
ベーキングソーダー...小さじ1
クリームオブタータ...小さじ1
塩...小さじ1/2
バター...20g
バターミルク...約240ml

(その他)
強力粉(打ち粉用)...適宜
牛乳...適宜
小麦粉...適宜


<作り方>

1.オーブンを220度で予熱する。全粒粉、小麦粉、ベーキングソーダー、クリームオブタータ、塩を合わせスプーンでよく掻き混ぜる。バターを加え指で粉に擦り込む。

2.1にバターミルクを徐々に加え生地を練る。一まとまりになったら打ち粉をした台の上に取り出し、手早く滑らかな生地に練り上げる。

3.麺棒、もしくは掌で2cmの厚みにのばし丸型で抜く。生地がなくなるまで同じ作業を繰り返す。

4.クッキングシートを敷いたオーブン皿に3を並べ、表面に牛乳を薄く塗って茶こしで小麦粉をまぶす。オーブンに入れ15~20分焼く。


スコーンの生地は練り過ぎないのがコツです。手早く仕上げるためにも型で抜かずに、20cm弱の円形に生地を伸ばし包丁で8等分して焼いても良いでしょう。


昨日私はアメリカで買ったスコーン専用型に生地を入れて焼きました。

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ベーキングソーダーがバターミルクの酸に反応して、もこもこと膨らみました!

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ところで、バターミルクとは牛乳でバターを作った時に残る液体のことですが、私は頂き物のパウダーバターミルクを水に溶いて使っています。これがそのアメリカSACO社製のパウダーバターミルクです。紀伊國屋でお取り寄せしてもらえるそうです。

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ただ高価なものですし取り寄せの手間を考えると、自宅では“バターミルクもどき”を代用されるのが良いと思います。


240mlの牛乳に小さじ2程度のレモン汁を加え約30分置くと、牛乳が分離し、どろんとしたバターミルクもどきが出来上がります。

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